#312 唐田えりかと東大と生き死に ~こんな人たちが大多数~

さて,昨日のブログでも書きましたが,最近寝つきの悪かったり,朝早く目が覚めてしまう日が続いていて,どうも疲労が蓄積していることが見て取れたので,集中的に疲労解消に努めようと考え,昨日㈬~明日㈮までの3日間にわたって,午前9時に出勤するけれども,午後1時には退勤し,㈯~㈪の3日間は休むことに決めました。

この計画に従って,今日も午後1時には退勤し,帰宅した後は,午後2時から午後4時20分頃まで昼寝していました。昨日も2時間以上昼寝しましたし,今日もこれだけ昼寝できるということは,僕が予想した「疲労の蓄積」は真実のようです。昨晩から今朝にかけても,昨日あれだけ昼寝したのにぐっすり眠れましたし。

昨日の昼から今日の夕方にかけての約27時間のうち,2時間半昼寝→7時間半夜寝→2時間半昼寝,という感じで,12時間半(およそ半分)を睡眠に費やしています(笑)。

これだけ眠れるということは,めちゃくちゃ疲労が蓄積していた,ということです。思い切って休息をとろうと決断してよかった(笑)。きちんと休息をとって,来週の㈫からは,午前9時~午後6時までの出勤練習を繰り返しながら,夜の時間帯と週2日の休日で疲労を蓄積させないようにすることが今の目標です。

「疲労を蓄積させない」という目標を達成できたかどうかは,毎日の眠りで判断できます。寝つきが悪かったり,朝早く目が覚めてしまったりすると,それは疲労蓄積のサインです。そのように睡眠に問題がある場合は,「疲労を蓄積せずに出勤練習を続けられている」状態ではありません。

逆に,毎日寝つき良く過ごせていて,朝早く目が覚めてしまうこともなく,休日は朝遅くまでぐっすり眠れている,という状態であれば,それは疲労を蓄積せずに出勤練習が続けられていると考えてよいでしょう。

僕の場合,疲労が蓄積すると,身体が「命の危険」と勘違いしてしまい(重篤なうつ病は自殺のリスクを高めるので,「勘違い」じゃないのかもしれません。20代~30代の死因1位は自殺ですし:こちら),不眠や食欲不振を引き起こします。「命の危険」が迫っているんだったら,眠っている場合じゃないですし,口にする物も危険です。「命の危険」が迫っている場合,飲まず食わずで眠らずにいるのが,いちばん命をつなぐ可能性が高まるのです。

だから,命の危険が迫っていると勘違いした僕の身体は,不眠や食欲不振を引き起こします。

こんなふうに,僕なりの理屈で「うつ病」を捉え直した上で,今は,蓄積した疲労の回復に努めている最中です。

来週の㈫以降,疲労の回復が夜の時間帯と休日のみで追いつくかどうかを実験するため,今はその実験の準備を進めている感じです。余分な疲労が蓄積した状態で実験に突入しても,疲労の回復が夜の時間帯と休日で追いつくかどうか確かめられないので。

さて,そういうわけで,昨日も今日も早めに帰宅し,昼寝していました。そうすると,普段見ることのできない,夕方のニュース番組が目に入ります。特に見ようとはしないものの,テレビをつけたら放送されていました。

その内容がまあ,本当にひどかった(笑)。こんなものが,僕が知らないところで流されているなんて,本当に驚きました(笑)。

というのも,「唐田えりかが復帰してよいかどうか」なんてテーマでずっと話が続いているんです。今日は,午後2時くらいからテレビをつけたままベッドで昼寝していて,気がついたら午後4時20分だったのですが,その「気がついた」際に耳入ってきた情報が,「唐田えりかが復帰してよいかどうか」だったんです。

いやいやいや(笑)

いったいぜんたい,誰に「唐田えりかが復帰してよいかどうか」を決める権利があるんですか(笑)。正義の味方のつもりですか???

この番組では街頭アンケートもとっていて,そのアンケートで「正義の味方」ヅラして,「いや,まだ復帰しちゃいけない」なんて言っている人もいました。

いったい,あなたはどうして,そんなに「自分が正義だぁ!」というツラをテレビに流すことができるの?????

冷静に考えればわかることでしょう。「唐田えりかが復帰してよいかどうか」を決める権利なんて,誰にもないんです。「世間の声」なんてよくわからないものが「復帰してよいかどうか」を決めるはずもありません。

こういう理屈をすっ飛ばして,「復帰してよいかどうか」をずっと話している。もう怖くて怖くて仕方ありませんでした。とにかく「正義の味方」になりたがっている人,自分の「正義」を振りかざそうとしている人が,こんなに世の中に溢れているなんて知りませんでした。

「復帰してよいかどうか」をテーマにしているということは,これをテーマにすると,視聴率がとれるからなんでしょう。そうすると,「唐田えりかが復帰してよいかどうか」に興味がある人=自分の正義を振りかざしたくてウズウズしている人がめちゃくちゃ多いということになります。

この事実が怖くて仕方ありませんでした。

「唐田えりかが復帰してよいかどうか」なんてテレビで放送したら,当の唐田えりか本人がどれだけ傷つくか,それを想像できないんですか?

もう,グロテスクで仕方ない。よってたかって唐田えりかを傷つけまくっているんです。これは完全に「イジメ」です。テレビが,貴重な公共の電波を使って,唐田えりかをイジメたのです。そんなイジメ番組に,広告費を払っているスポンサーが現にいるのもグロ過ぎる。

不倫した=社会の規範に反した人(唐田えりか)を,社会から排除する=正義を振りかざす。その結果として,唐田えりかが傷ついてもいい。

唐田えりかの傷つきよりも,自分が正義を振りかざしたことで「スッキリする」ことが優先されているんです。

構図は「イジメ」と全く一緒です。もうね,怖くて仕方ありません。

こんな「イジメ」を見るよりも,おもしろいことって世の中にたくさんありませんか?

そんなに毎日がつまらないんですか?

「生きるためにつまらない仕事を続けるしかない」なんて理屈に,2020年になった今でもすがりついているんですか?

「生きるためにつまらない仕事を続けるしかない」なんて理屈は,生活保護法があるので完全に破綻していますよ?破綻した理屈にしがみつく自分が愚かには思えないんですか?

破綻した理屈にしがみつく愚かさから目をそらし,にもかかわらず,つまらない毎日に対する不満を垂れ流し,そのあげく,社会の規範に反した人に対して正義を振りかざし,その本人が傷つくことにも目をそらして,自分の「スッキリした」という感情を得るために,「イジメ」に加担する・・・

はあ。

こんな「イジメ」(しかも,いじめっ子は大人たち)がまかり通るグロテスクな世の中に僕は生きているんですね・・・・。

僕みたいに,このグロテスクな社会の真実を知った人が,さらに生きる希望を失うケースもあるでしょうが,僕は生きる希望を失いたくはありません。

生きていればおもしろいことがあると僕は知っています。

唐田えりかをイジメなくてもおもしろいことにありつけると僕は知っています。

こう考えると,人をイジメてしまう原因の1つは,シンプルに知識が足りないことです。「イジメよりも楽しいことがある」という知識がシンプルに足りない結果,イジメという最低の娯楽に走ってしまう。

西野亮廣エンタメ研究所で毎月1000円を払っていると,めちゃくちゃおもしろいことにありつけることを僕は知っているし,図書館で本を借りて読むというゼロ円の娯楽がめちゃくちゃにおもしろいことも僕は知っています。

おもしろいことを知っていれば,唐田えりかをイジメている暇はないんです。

そして,「唐田えりかが復帰してよいかどうか」を取り上げていたニュース番組では,その後,「東京大学大学院修了」の医者が「死因第6位」の誤嚥性肺炎について話していました。

世の中の大多数は「唐田えりかのイジメ」に興味を持つと同時に,「東大」と「(自分の)生き死に」に興味を持っているようです。

こういうの見ると,つくづく,僕も「東京大学大学院修了」という肩書を持っていてよかったなと思います。世の中「東大」らしいです(笑)。僕は大学は「中央大学卒」でロースクールが「東大修了」です。東大にいたのはたった2年間ですが,それでも「東大卒」です(笑)。

たまには,いわゆる「ワイドショー」を見るのもいいのかもしれません。世の中の大多数が何に興味を持っているのか,よくわかりますから。

ここまで,テレビのワイドショーを散々バカにする文章を書いてきましたが,こんなワイドショーを見る人たちがたくさんいるということを正面から受けとめなきゃいけません。

「こんなの見るほうがおかしい」なんて切り捨てれば話が済むわけではありません。

テレビのワイドショーを見る人たちが多数いるなかで,どうやって社会を変えるか,人たちを救っていくか,希望を持てる明るい未来を作っていくか。誰も見捨てず,全員で明るい未来を迎えに行くか。

そんなことを考えなきゃいけません。

僕は誰も見捨てたくないんです。

最近書きましたが,「最後に残された,たった1人を助ける」ために「法」は生まれました。多数派に迎合することなく,自由に暮らせる社会を成り立たせるのが「法」の役割です。

「最後に残された,たった1人が救われる社会」を実現するのが,僕のビジョンです。だから,誰ひとり見捨てたくないんです。

「唐田えりか」「東大」「自分の生き死に」について考えている人たちが大多数で,その人たちをバカにして終わるなら簡単ですが,僕は誰ひとり見捨てたくないんです。

僕は西野亮廣さんのように,1日20時間働けるわけじゃありません。毎日きちんと休息をとらないとうつ病を患ってしまうような人間です。

だから,僕にできることは本当に限られているんですが,それでもやっぱり,希望の持てる明るい未来を思い描きたいんです。

今,きちんとうつ病を治して,明るい未来を迎えに行きます。

【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):457日(1年2か月と29日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):378日(1年と12日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):337日(11か月と2日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):311日(10か月と6日)

・出勤練習(2020年3月30日~):193日(6か月と9日)

今日で,出勤練習を始めて6か月と9日目になります。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,5か月以上は出勤練習を積み重ねてきました。

そんな今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),昨日の11時29分に布団に入ってすぐに寝つき,朝7時2分に目が覚めました。久しぶりに寝つきが良かったです。朝は少し早く目が覚めてしまいましたが,昨日は昼寝もしていたので,疲労が残っている感じもなく,スッキリ目が覚めました。

僕の体感としては,かなり安眠・熟睡できた気がしたのですが,SleepCycle独自の睡眠品質は67%/100%で,あまり良くありません。引き続き,疲労の蓄積に注意を払う必要があるということでしょう。

(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)

今日は,午後1時に退勤した後,昼寝もできて疲労回復が進んだと思います。調子は良いです。

【今日の経験・考えたこと(うつ病発症457日目)】

・今日できた仕事・勉強

本を読んでいました!

・仕事・勉強以外に今日やったこと

午後2時から4時まで昼寝していました!


今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!→こちら

昨日のブログ→こちら

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