食べすぎないようにお金を払う
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:普通に食べると食べ過ぎる 】
現代日本では、普通に暮らしているだけで、簡単に食べ過ぎてしまいます。
「食べ過ぎ」というのは、「カロリーオーバー」です。
例えば、朝からコンビニでメロンパンを買って朝ごはんにして、昼ごはんにラーメンとチャーハンのセットを食べて、おやつにドーナツを1個、夕ごはんはコンビニのから揚げ弁当、なんて食べたら、完全にカロリーオーバーです。
現代人だと、結構ありえそうな食生活なんですが、残念ながら、カロリーオーバーです。
1日だけなら体重が増えないでしょうが、これが1ヶ月とか続けば、間違いなく体重は増えます。健康も害します。
手軽に手に入る食べ物を、特に考えもせずに購入して食べているだけなのに、それだけで体重が増えて外見が悪くなり、なおかつ、健康を害して人生の時間が短くなってしまいます。
なんとも難儀な時代です。
だったら、自炊すればいいのかというと、僕はそう思いません。確かに、↑に書いたような食生活と同じくらいの支出で、バランスの良い食生活を送るのであれば、自炊が不可欠だと思います。
しかし、自炊するのなら、調理時間のぶん、1日の時間が減ります。これが、本当に大きな代償です。
コンビニ弁当をコンビニで購入して自宅で食べるのと、自宅で自炊して夕飯を用意するのとでは、食事にかける時間が1時間は違うでしょう。
・材料を購入する時間
・調理する時間
・後片付けする時間
自炊には、ざっと、こんな時間が追加で必要になります。そして、献立を考える時間も必要です。
本当に、自炊は、時間的・心理的に大きな負担を強いられます。
そうすると、現代社会は、
・安く早く食事を摂取しようとすると、カロリーオーバーで体重が増加して健康を害する
・自炊してバランス良く食べようとすると、時間的・心理的な負担がかかる
という、がんじがらめの状態なんです。ここをクリアするために必要なのは、正直に言えば、「お金」です。
例えば、妻を養うだけの収入があれば、妻に専業主婦になってもらって、妻に自炊してもらい、毎日バランスの良い食事を作ってもらうことができます。
妻が働けば、もちろん、そのぶん家計全体の収入は増えますが、それを諦めて、バランスの良い食事を優先しているわけです。
それが可能なのは、夫1人の収入だけで、夫と妻の2人が生きていけるだけの収入がある場合に限られます。
夫も妻も働きながら、役割分担して自炊するのもアリなのかもしれませんが、僕にはムリです。働いていたら、役割分担しているとしても、自炊する時間を確保するのはムリです。
今、ひとり暮らしをしていて、そう思います。自炊なんてムリ。
これが、いわば、お金で自炊を誰かに外注する方法なんですが(他にも、家政婦や、コックさんを雇ってもいいですよね)、他の使い方もあります。
それは、早くてバランスの良い食事を買うことです。
現代社会では、安くて早い食事は、すべからくバランスが悪いです。というか、糖質や脂質を大量に用いて、単純においしくできるからこそ、安いのです。だから、安いものはどれも栄養バランスが悪いのです。
バランス良く食べようとすると、野菜とタンパク質をうまく織り交ぜながら、なおかつ、量も多すぎてはいけませんし、本当に難しいです。
バランスの良い食事には、材料自体の仕入れにお金がかかるだけでなく、材料を組み合わせて調理するのに知恵も必要になります。
この「知恵」にも対価が発生します。
だから、バランスの良い食事は高いんです。バランスの良い食事を手軽に食べられるようにしている商品は、材料の仕入れと、献立づくり、調理と、各段階にお金がかかっていて、その対価を支払う必要があるのです。
その結果、バランスの良い食事を手軽にとろうとすると、値段が高くなってしまいます。
そうすると、現代日本で、バランスの良い食事をとろうとすると、
①時間的心理的負担を甘受して自炊する
②自炊を誰かに外注する
③手早くバランスの良い食事をとれる商品を高い値段を出して買う
という3択になるのかなと思います。
どれも、かなりハードルが高いです。②と③は、お金がないと難しいです。①は、②③よりは安く済むでしょうが(ただ、材料費や光熱費で逆に高くつく可能性もあります)、時間的・心理的負担によって人生が疲弊するかもしれません。
いろいろと書いてきましたが、結局、今の時代って、食事に気を配らないと、簡単に食事によって命を削られてしまうんです。
自炊によって時間を消費しながらバランスの良い食事をとるのか、あるいは、手軽にバランスの良い食事をとるべく、思い切って食事にお金をかけるのか、はたまた、配偶者の収入を諦めてまで、配偶者に専業主婦(主夫)になってもらうか。
本当に、大変な時代です。貧しい時代であれば、とにかく目の前の食事を食べているだけでよくて、健康に気を配る必要なんかなかったのですが、今は、ハイカロリーな食品こそ安くなっていますからね。
貧富の差が人生の時間をも左右するなんて、本当に残酷です。
思い切って毎日の食事にお金をかけたほうがいいなと僕は思っています。
そうやって、人生の時間を確保しながら、どうやったら自分は幸せに時間を過ごせるかを考え、実践していこうと思います。
それではまた明日!・・・↓
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