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変わらない日常が好きだ。

 昨日授業で、自分に適正な職種についての診断をおこなった。私は個人的に、自分は「社会不適合者なのではないか」と思っている。

 人と会話することに神経を使い、時にはストレスにもなる。バイトができるまとまった時間が無いのを理由にバイトはしたことがない。(しなきゃとは思っている)

 診断では、私は習慣的と芸術的という項目の点数が高かった。私は簡単に言えば、習慣を大事にして、独創的な感性を持っているらしい。

 習慣的な人は、言葉の通り、習慣を大事にする。仕事でも、何か一つのことを極める方が性に合っているらしい。一方、日々変わる仕事(営業など)は向いていない。

 一方、もう一つの数値が高かった芸術的は、むしろ習慣的ではない。毎日アイディアが生まれるわけではない。何かデザインするにも、毎回決まったやり方があるわけでもない。

 私は非常に矛盾した生き物だ。

 個人的には習慣的というのが腑に落ちている。私は決まったやり方を好む。自分の中で「これは成功だ!」と思ったら、同じやり方をその都度する。

 変化というものを、私はあまり好まない。例えば、外食。

 新作が出たということで、期間限定に弱い私は試しに食べてみるのだが、それが好みの味でないと凄く失敗した気分になる。落ち込む。

 私は食事が好きな人間で、一日3回の食事を大事にする。だからこそ、失敗した感じがする。この一回の食事を無駄にした気になる。

 だからいつも、「この店はこれかこれ」と決めて、いつも食べている。

 習慣的に当てはめていいのか分からないけど、同じところに行くのが好きだ。

 それはもう、親にも飽きられるほどに。

 私は福島の会津が好きで、それも蔵王を通って磐梯山を登っていくのが好きだ。通れなくなる冬以外はいつも同じルートで行く。

 高速は早く着くからいいけど、景色が変わり映えしなくてつまらない。

 しかしここ数年、会津にはいっていない。両親が飽きた。

 だからずっと、行ったことのない場所に出掛けるのだけど、あんまり楽しくない。新しい道の駅ができたから行ってみても楽しくない。

 そして結局、昔から行く店に行くのだ。

 知っているところの方が安心感が凄い。これは当たり前だけど。

 私は新しいものを食べる・見る・聞くときなど、緊張したり焦ったりするらしい。

 私は常に楽しい・楽しくないで生きているのかもしれない。だから失敗すると凄く落ち込む。

 今もそう。大学生活に慣れてきた矢先、後期に入って授業がまた変わった。

 先生はどんな人だろう、どんな授業だろう、ペアワークがあったら嫌だな、成績は取りやすいのかな…色々。

 何個か、一年間やる授業があって、その時の安心感が凄い。見慣れた先生、よく知っている授業、知っている同級生。

 なんとなく話したことはないけど、同じ授業を半年受けていて、顔は知っているのに、また新しい授業になって、知らない人の方が多くなっている。

 高校までは一年間同じ授業でつまらないと感じていた。私の大学は夏休みに課題もないし、前後期で授業が違うのもいいと感じていたけど。始まると心細い。

 先生が違うっていうのも結構心細い。今の授業で知っている先生は4人くらい。後は知らない先生。

 後期から行ったことのないフロアの教室が増えた。別に構造は他の階と同じ。だけどなんか不安。

 やっぱり変化が苦手だ。

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