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イーストウィックの魔女たち(1987年)

ジャック・ニコルソン、一時代を築きましたね…。
リチャード・ギアよりはマシだけど、私には脂ぎったオッサンにしか見えないのですが…。

まあ100歩譲って、ジャック・ニコルソンをセクシーだと認めたとしても、友達の女たち3人と次々セックスして、更に3人共を妊娠させる…ってストーリーに、不快感しか感じませんでした…。
最初は不快に思っていたのに、悪魔の力で?魅力的に見えて結局ヤッちゃうとか、男に都合よすぎ…。
「夢を叶えてやっただろー」「お世話してほしいだけなんだー」とか、セックス付き家政婦しかも3人希望ってこと?
しかもその後、女3人は生まれた子供たちと仲よく暮らしました…って、いかにも男の描くファンタジーって感じ…。
ワガママな男を、抑圧されていた女性たちが徒党を組んで退治するストーリー、さすが「マッドマックス」の監督!…とは、私には感じられませんでした…。
ホラーはともかく、コメディではないなあ。
あ、そのご都合主義がホラーてこと?

しかも、セックスで自分を解放させたら、眠っていた魔女の能力が表に出てきた、って、ちょっと頭悪いですよね…。
全体的に何を目指しているのかよく分かりませんでした。

監督のジョージ・ヒルは「マッドマックス」と「ベイブ」も監督。「ロレンツォのオイル/命の詩」まで…振り幅広いな…。

原作はジョン・アップダイクの同名小説。未読ですが、設定を借りただけで、ストーリーはかなり違っているようですね。

シェールもこの時代勢いがありました。
女3人はスタイルもよく、色んな衣装を取っ替え引っ替えで、ゴージャスです。見どころは、そこだけかな…。

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