サイエンス・アートプロジェクト@地球生命研究所
近頃、東京工業大学 ・ELSI 地球生命研究所の研究者の方々の研究について教えていただきながら、生命、地球、宇宙について語り合い、作品を制作させていただいています。
科学の世界は遠いようでいて、とても近く、
つい先日も研究者の方と、「私たちは同じことをしているね。アートもサイエンスも同じだね。」と話していました。
研究者もアーティストも、なんだかよくわからないものを自分なりに捉えてみて表現して、
それが誰かの何かになったり、ならなかったりする。
自分という宇宙の窓から見える景色を、「ここからはこんな景色が見えるよ〜」などとレポートしあいながら、それぞれの宇宙を広げあい、全体としての宇宙も広がっていくような。
全ての存在は、職業や文化、宗教など、道の途中の景色は違えど、みんな同じところへ向かっているように感じます。そんな道すがら、「アーティスト」や「科学者」などのラベルは関係なく、それぞれの中にある宇宙を共有しあって新たな景色が広がっていくのは、とても素敵だしわくわくすることだなぁ、と思います。
一つ一つの存在は、独立しているように見えても全て繋がっていて、それを意識すると人間の認識の中に作られた様々な垣根を超えて、共に探り、新たに創り生み出していくこともできる。
先日は、研究者ご夫妻の手作りパスタホームパーティーにお呼びいただき、話が止まらず楽しすぎて、つい長居をしてしまいました。
世界は、愛で溢れているなぁ、と感じます。
私一人はちっぽけだけど、そんな世界を共有しあって、皆で愛のエネルギーを広げていきたい。そう感じる、今日このごろです。