
周り道も正解
私は、決して今の仕事に就きたかったわけではないのだけれど、今の仕事から沢山のことを学んだなあと思う。
人間関係や、何かを習得する過程、お金をいただく有り難み。それから、自分で稼いだお金を使う喜び。
自分が望むゴールに到達するための道は、真っ直ぐじゃないこともあると思う。
自分に自然にやってきた物事、人から、学べることが沢山あって、それが、夢に役立つこともあるのではないかと思う。
焦りや恐怖心から、無理やり何かを始めたり、
無理やり成し遂げようとする方が、後々後悔するような事態になることも多いし、失敗することも多い気がするから、物事にはタイミングというものがある気もする。
例えば、
作家になるとしても、
歌手になるとしても、
経営者になるとしても、
学校の先生になるとしても、
ストレートでなった人より、
回り道してからなった人の方が、
色々な角度から物事を見れるかもしれないし、
色々な立場の人の気持ちが分かるかもしれない。
作品にも、教え方にも、深みが出るかもしれない。
(ストレートが悪いという意味ではないです)
何かピンチが訪れた時、
意外な方向から解決策を思い付いたり、
回り道していたからこそ身についたスキルがあるかもしれない。
だから、回り道にも意味があると思う。
無駄は一つもないと思う。
それに、どの道を選んでも、学ぶことは一緒だったりする。
人間関係とか、お金との付き合い方とか、
上手くいかない時の乗り越え方とか、
そういうものは、どの道を選んでも現れて、
その都度自分で解決していくしかないんだと思う。
望んだものにストレートでなれても現れ、
回り道してても現れる。
逃れられない基礎問題みたいのは一緒な気がする。
だから、慌てなくても、もはや叶えられなくても、
そこまで違いはないのかもしれない。
それに回り道したからこそ見える景色って、
お得だと思う。
真っ直ぐゴールにたどり着いてしまったら、
見られなかったんだから。
見たものが多い人の方が、
同じ話を聴いていても、より深く理解できるかもしれないし、色んな角度から聴けるよね。
人生は急いでゴールした人が勝ちじゃないから。
沢山色んなものを見て、感動した人の方が勝者だと私は思う。
だから、回り道って結構良くない?と思う。
画像はお借りしました。