働く人すべてに読ませたい攻略本【ズルい努力】やまもとりゅうけん
どうも
「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」
他にもプライベートな投稿(主にヲタ活関連)など自由に書かせていただいてます。
※投稿遅れたのでこちらは先週分カウントです。
今回紹介するのは
やまもとりゅうけん著
「社会人1年目クビ」からたった5年で
「セミリタイア」を果たした
僕のやっている
ズルい努力
この本は社会で成功するために必要となる「裏」ルールを詰め込んだ1冊となります。
著者やまもとりゅうけんさんはプログラミング・動画編集・SNSマーケティングなどを学べるオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を運営されている方です。
(本書巻末と下記参考)
出ている情報段階でサロン会員数5000人超え、X(旧Twitter)なども多くのフォロワー数を持ち、今回紹介の本書以外にも人気書籍を出版、実質FIRE(早期リタイア)されていたりとまさに絵に描いたような成功者です。
しかし著者がここまで来るには険しい道のりだったとのことです。
父が事業に失敗し貧乏生活まっしぐら、高校時代やっていたサッカーでウェアが破けても買えない状況で友達が捨てたものを活用していたほど、奨学金フル活用で進学したので借金状態。
追い打ちをかけるように副業で失敗し多額の借金まで背負い、また務めていた会社に副業がバレ1年でクビという信じ難いような生い立ちを体験された人です。
そんなどん底から這い上がり、今の成功を収めた著者が書いたこの本は「正攻法」では通用しない世の中で生き抜くための「裏ルール」を活かして凡人である我々が成功するためのヒントが書かれた正に『秘伝の書』といってもいい1冊です。
本書の大まかな構成は4つの裏ルールの紹介となります。
ひとつひとつ詳しく書くと何時間あっても足りないので割愛しますがこの4点に分けたうえで社会で成功するためのヒントが細かく書かれた1冊となります。
フリーランスを経て今ではサロンオーナーをされている著者の体験が文壇に詰め込まれた有り難き人生攻略本です。
ここまで書くと、『経営者やフリーランスとして成功するための本』と思われがちですが実際には「事業者、サラリーマン関係なく"働く人"生計を立てる全ての人" の必須書」というのが読んだ中で私が捉えた印象です。
ありがたいアドバイスの数々の中から一部厳選、そして個人的に1番響いたものを最後にピックアップする形で紹介していきます。
それでは解説いきましょーっ
まずは「今できること」に集中する
前半に著者の人生経緯を軽く紹介しましたが一部おさらいしましょう。
著者は副業がバレて会社をクビ(というよりは自己都合退職する流れになった)になり、副業の借金もある状況という過去の持ち主です。
そんな絶望的状況で彼がとった行動がCan(今できること)に集中することでした。
当時はエンジニアとしてのスキルと文章を書くことの2つの強みがあったためフリーランスとして経験値を積み上げ今の影響力に至ったというわけです。
著者のようなケースでなくともこの発想は書いてる私、そして今読んでくださってるアナタにも活かせます。
私の仕事もサービス業かつ近い将来機械に代替される可能性大であろう業界です。
それだけだと職務経歴書に何も書けない状況という焦りがあるというのが今現状の私というもので、、、
それでもノマドワーカー(時間・場所に囚われず働ける人)になりたいという人生目標は譲れないので、プログラミングも動画編集も挫折した中で「これは興味持てて続けられる」と確信したライティングをここnoteなどで継続している。
というのが私の今現状です。
という個人的な話で時間を取らせてすまぬ、本題に戻ろう。
著者のように早急に前進しなければならない時や、経歴やキャリアを作りたい時はとにかくできる事で動き出すという発想は不安が多いキャリア形成という点では特に重要だとスタート早々学ばされました。
自己都合ではなく市場ニーズを優先する
これは理解しやすいようで現実的には滅入りやすい人多そうなのでピックアップしました。
市場というのはクオリティ重視がほとんどなのは理解しやすいかもしれません。
分かりやすい例を出すなら
YouTubeなどの動画編集の需要が多いのは実感しやすいかもしれません。
編集のクオリティを上げるのに必要なものは投稿時点の今だとパソコンが必須となります。
そこに「高いから」「覚えるのが面倒」という都合でスマートフォンでの編集をする人も多いかもしれません。
ここで出し惜しみせず、市場に合わせて売り込むことが自身の信頼獲得やスキル向上に繋がるという訳です。
PCスキルを求める市場なら、自分のできることにPCスキルをカスタマイズするなどの業界に適応する能力付けは必須事項です。
これは起業やフリーランスだけでなく、副業や将来独立を考えている人にとっても超絶重要ということです。
従業員として務めている皆様も「我社のツールこのままで適応できるのかな?」などの視点を持って働いてみるのも面白いかもしれませんね。
偏差値60点の人材を目指せ
これは本書内で度々でてくるフレーズですが、市場では60点の人材を目指すほうがメリット高めだと書かれております。
それより高い点の人材は一見するとメリット大かもしれませんが本書では
の3点で企業としては扱いにくいとのことです。
この60点という目安ですが
自己解釈も含めて考えるに50点台、つまり平均より少し上で、期待通りか少し上の成果を出せる人材が市場で求められているのがこの世の中の本音ということでしょう。
などメリットも多いのです。
著者が書いた別本 金持ちフリーランス 貧乏サラリーマンという本の中でもフリーランスの中には仕事をバックれる人もいるのでサラリーマンとして働けている人というだけでも価値が高いというニュアンスで書かれていました。
色々と話が脱線しそうなのでまとめに入らせてもらうが、市場側も自身としても優秀だけでなく"当たり前をそつなくこなせる"面もこの世を戦ってく中で重要だということです。
大切なのは「いかに " 減点 " されない」か
そして本書でもうひとつ重要だと感じた点もご紹介します。
結果重視で働いているサラリーマンやフリーランスに多いであろう考えがどデカい事をして評価を上げようという発想ではないでしょうか。
残酷な現実ですが評価が加点される場面というのは少ないもので、むしろ少しのことで「減点」される事のほうが圧倒的に多いのがこの社会です。
先程の60点の人材に関連する話ですが
などの一見普通・地味・基本そうなことの1つ1つをやり切ることが最も重要というわけです。
著者自身の体験やクライアントとの経験上なのが伝わる一文です。
サラリーマンでも致命的ですが、フリーランスなどの次が重要なポジションなら場合によっては死活問題でしょう。
そもそも減点は日々の積み重ねで大きくなっていくものというのは私含め実感済みではないでしょうか。
評価をプラスするより、今の値をいかに下げずに遂行していくかが何より重要。
このマインドは忘れず胸に刻みたいと私自身読んでいて強く記憶に残っております。
自分が「鈍感になれる痛み」を知る
まだまだ紹介したい内容だらけですが、時間都合もあるのでここで最後にします。
最後はこの本で私が1番心に残っていた所で締めにします。
(後の余談で書きますが、りゅうけんさんの書籍元々ダイスキでこの本いつか紹介したいと思ってた&ここを紹介したいがために今回選ばせていただきました)
この本は社会人として働くうえで大切なマインドが多く書かれています。
おさらいすると
という攻略を紹介しましたが、それ以前に大事なことが本書では書かれています。
著者の例をあげますと
りゅうけんさんは学生時代いじめられていた"らしい"のです。
この"らしい"の意味ですが著者自身"全く気にならなかった"とのことです。
先生に指摘されるまで気づかなかったほど本人は気にしておらず、ある程度のアンチは平気だったということになるでしょう。
著者がビジネス界のインフルエンサーに上がれたのもある程度の誹謗中傷などの痛みに鈍感だったことが重なったのだと本書読んだうえですがそう感じました。
例で長くなりましたがインフルエンサーや目立つ活動をすることにはある程度の誹謗中傷が付き物でしょう(もちろんやってはいけませんよ)
職業を変えるなら、金融関連の仕事も巨額のお金を扱う恐怖心と昼夜逆転してもおかしくないという痛みが伴います。
心理カウンセラーや介護士も、人の痛みや共感という形で寄り添う仕事なので、自身も気持ち落ち込んだり、身体が動かなくなった人の自暴自棄などに自らが寄り添う仕事となりますし。
余談ですが両方とも学生時代に志してた私の進路の1つでしたが今考えると耐えられない痛みと判断した自分の選択は正解だったかもしれません(昔から共感性だけは高い傾向で、おそらくエンパス気質なのかもしれない)
私のやっている接客でも、どうしようもないクレーマーに心無い言葉を言われることも時々ありますし、外が暑い時寒い時の環境をモロに食らうという痛みが伴います。
長いことやってきてはいるので鈍感な部類ですが長期的には厳しいと日に日に実感しております。
上記は一例に過ぎませんが自分のできること、得意分野、稼げる業界であってもまずはそれに伴う痛みに自分が平気でいられるか?付き合っていけるかを基準に選ぶこともキャリアを作るうえで大切ということを覚えていてください。
他にも
・「自身のコスト」を明確にする事の大切さ
・期限と撤退ラインを決めた方がいい理由
・未開拓市場を狙わない方がいい理由
・期待値をあげない方がいい理由
・減点されまくりな人が立ち直る方法
・「資格を取らなくてもいい」という裏ルール
・真の自由を得たいなら「発注する側」になれ
・「人に頼る」ことで得られるメリット
などサラリーマン、フリーランス、経営者関係なく覚えておきたい裏ルールが盛りだくさんです。
・今の仕事で実力を上げたい
・独立したいけどどんな心構えがいるのか悩む方
・どんな事を仕事にするか悩む
・どんな分野に参入するか悩んでいる
・仕事の必要メンタルを学生のうちに知りたい
・とにかく労働へのモチベーション上げたい
など抱える人には特にオススメな1冊です!
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しております。
投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
その時は申し訳ないです汗
【余談1】りゅうけんさんは「生きる選択肢」を教えてくださった人
著者やまもとりゅうけんさん、実は私に読書の素晴らしさを教えてくれた人でした。
過去に1度だけ講演会にも足を運ばせていただきましてその時にご本人様に会えたことが嬉しかったことを今でも覚えています。
私は新卒で入った所を早くに退職、転職先も精神壊す手前までいき退職。
今の仕事もサービス業とオフィスの少しした仕事の二刀流というキャリアを歩んできました。
転職するにも職務経歴書どう書けばいいのか悩みまくりで、次第に転職に恐怖するフェーズまでいきました。
自分には資格もない、どうすればお金に不自由なく生きられるのか、この先人生に希望見いだせるのか?など正確には今も継続中ですが悩み苦しんでいる段階です。
そんな状況が続いている時、ちょうど1年半前にフェルミ漫画大学という本要約をされているYouTubeチャンネルで興味深い1冊に出会い、それがりゅうけんさん著の「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」という1冊。
この本はサラリーマンのメリットとデメリットを踏まえたうえでフリーランスになる事のメリット、副業する事の大切さ、お金持ちになるには発注者になるしかない(商流を上げると表記)などキャリアの選択肢を改めて考え直す基礎にうってつけの1冊です!
この本をキッカケに「人生の選択肢は予想以上に多くある」こと「フリーランスは特別な資格がなくても目指せる」ことなどを知れて自分の心が格段に楽になった実感がヒシヒシと湧いてきたとこを今でも覚えています!
俺フリーランスになるぞぉぉ!!!とメラメラ燃え上がった過去もあったほどです(至ってない理由は次に書きます)
同時に読書をする事の素晴らしさを改めて知るキッカケになりました!
フリーランスをされてる他の人の書籍を読んだりが主でしたが、今は様々なジャンルのビジネス書を読むほど、いやそれだけじゃ飽き足らずこの投稿同様に感想まとめるまで生活の一部になりました。
(投稿始めるキッカケの人は他の著者でしたがね)
今も直接的な解決になっていないのは大・反省案件ですがこうして未来に希望が持てるようになったキッカケの1人にりゅうけんさんが該当することは間違いありません!
本当に感謝しています!!!
【余談2】りゅうけんさんは「サラリーマンのままでいい」とも思わせてくれた人
このタイトルに至ったということは「フリーランスになることを諦めた」と思われたことでしょう。半分正解みたいなものです。
誇れるキャリアもないなら転職活動せずフリーランスを狙った方がいいと思っていた時期もありました。
ただ闇雲に目指すのも危険なことも承知していたので様々なフリーランスの投稿、書籍を吟味することにしました。
予想通り、いや予想以上にデメリットも多いかったのです。
などの承知済なものと思いもよらないデメリットまで存在したのです。
それに支出の管理がサラリーマン以上にしっかりしなければ納税分が枯渇し人生エンドにもなりかねないという稼ぐ以前に必要な節約やミニマリズムというマインドまで存在します。
それと同時にサラリーマンのメリットも実感するようになりました。
など悪いことばかりじゃないな〜とも思えるようになったのです。
先程鈍感になれる痛みを知ると紹介しましたが、私にとっては給料が振り込まれず、確定申告でどれほど飛ぶか分からない恐怖は絶大なものでした。
それにお金があることで、いやお金を介してですが得られる幸せが大事なことも同時に学びました。
お金で得られないものを得られなくなるという目にあう、私は危うく恐ろしいことになる寸前でした。
先程の「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」の中でも " サラリーマン辞めてとりあえずフリーランスになれ!"とは推奨していませんでしたし、サラリーマン+副業も結局は最強だと本書で学びました。
直接的な協力プレーが苦手で1人で黙々行う業務はある程度できるのでWeb系フリーランスはもしかすると天職かもしれません。
ただサラリーマンとして生きる選択肢も間違いじゃないともここ最近で思えるようになりました。
クライアントワークもサラリーマンも結局のところ人間関係次第とも気づけたので今の私が掲げる願望は人間関係に恵まれた仕事および人生にしたい!でしょうかね?
自分の耐えられる痛みを知れたのも本書のおかげでしたし、前書金持ちフリーランス 貧乏サラリーマンを紹介した者としてこれだけは紹介作りたかったという経緯でした。
ただこの先何が起こるか分からない将来に向けて自己を高め、フリーランスや起業も生き方の視野に入れることの重要性も同時に抱えたうえで自分の将来について考える姿勢だけは忘れないようにします!!!
この場を借りて素敵な知見をくださった著者やまもとりゅうけんさんに改めて感謝です!
それと りゅうけんさんの新刊最近でたので今の積読を消化しきってからになるかもですが読んで投稿しようと考案中です。
長くなってきたんでここで終わります。
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