幸せな生き方の参考書〜日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと〜
幸せに生きる方法を知りたい。
そう思う人や潜在意識で感じている人は多いことでしょう。
実はその " 幸せになる生き方 " というものを実現された人がいた。
そのお方というのが竹田和平さんというお方。
あの「 タマゴボーロ 」を生産している竹田製菓の会長、そして日本一の大投資家と言われています。(下記と本書を参考)
私もお恥ずかしながら、和平さんを知ったのも2016年に逝去された事も今回紹介する本書の存在で知った身ですが、偉大な方の話を知るタイミングに出会える本という現代ツールに感謝ですね。
前置き長くなりました。
今回は
本田晃一 著
日本一の大投資家から教わった
人生でもっとも大切なこと
この本は、著者の本田さんが竹田和平さんから教わった事を隅々まで書かれた有難い1冊です。
著者の本田晃一さんはネットマーケティングのパイオニアと呼ばれた起業家・作家です。
著者は父のゴルフ会員権売買を手伝っていた経緯もありお金持ちの方と接する機会が多かったとのこと。数々の成功者と交流があるとのことです。
先週も本田さんの書かれた書籍の感想を投稿したのでご興味わいた方は是非。
今回の話に戻りましょう。
本書には本田さんが竹田和平さんと出会った話から共に過ごした中で知ることのできた幸せになるための生き方が書かれています。
幸せな人生を送るためのマインドが詰まりまくりな1冊ですが、その一部を抜粋する形で紹介していきます。
少し内容として要約出すの難しいと思ったので私個人的に理解しやすいかな〜な例え挟みながら作りましたがご容赦頂けると助かります。
お金のセルフイメージを変える
この話は先週あげた不思議とお金に困らない人の生き方という本でも似た内容で書いたので知っている人にとっては2度目になるが改めて説明します。
わかりやすく説明すると
ストレスの貯まりやすい職業で稼いでる人は発散のためにスイーツ買ったりブランドに費やしまくるといった負の感情で使っているということ。
つまりお金を稼ぐ時の感情が大事になるというわけです。
大投資家の竹田和平さんはお金というのは喜ばせたら増えると言っておられたそうです。
目の前の人、いや周りの人を幸せにしつつ自分もワクワクすればお金は自然と集まるもの、無尽蔵に増えていくというのが和平さんから教わった事だそうです。
たしかに私の好きなコンテンツで照らし合わせても合点がいきます。
毎年ファンを湧かせている仮面ライダーシリーズも「毎年くれる興奮が生き甲斐」みたいに希望をもらう人がいるからこそ毎年作るための予算やバンダイなどの各スポンサーも唯一無二の会社として経営できるわけです。
結論みたいに書くと、自分のワクワクできることをしつつ相手をいかに潤わせるかというマインドが大事ということでしょう。
本書は主に「自分だけでなく相手を得させるマインド」がメインのように思えました。
そう思えた内容をもう少し紹介していきます。
見返りを求めず与える
著者の本田さんは和平さんから「無くなったら痛い金額を帰るまでに寄付して」とアドバイス頂いたそうです。
著者はコンビニに1万円札を募金したそうです。
はじめはレジの女の子に見せようとしたものの後ろを向かれ、代わりに兄ちゃんに見られたそうで「あの兄ちゃんに見せるつもりじゃなかったのに!」と思ったそうです。
それを聞いた和平さんは「いい事が起きるなんて言ってないよ?」と言ったそうです。
和平さん曰く
「 人は誰しも見返りを求めてしまう生き物 」なので私含めそう簡単に見返りなしにできるステップに至ることは難しいでしょう。
しかし本田さんは「半年続けると周りから争いが減った」と書かれていました。
与えることは、「よこせ!」という争いの火種を消す行為に等しいので、無意識にやるとまず自身の執着が減っていくとのこと。
先程仮面ライダーをピックアップしたので思い出した事ですが、作品内で「見返りを期待したら、それは正義とは言わねえぞ」というセリフを聞いたことありました。
セリフの意味を分かっていたつもりが真の意味で理解するタイミングがまさか本書になるとは。
作中の彼らは、見返りのためどころか自分がしたいという信念で戦っているという事をこのタイミングで改めて理解させられました。
話ズレそうなんで戻しますね。
本書の答えに近くなりますが見返りを求めず、むしろ自分の執着を手放し、与えられる人になるというのが幸せ、更には周りだけでも平和な世界を実現する第1歩になると私個人的にですが感じました
豊かさを味わう
著者が和平さんとうどん屋に行った時のエピソードで、和平さんが頼んだおにぎりが売り切れだったそうです。
それを聞いた和平さんは「そりゃ、おめでとう」と仰ったそうです。
本田さんは内心「ご飯あるなら握ってくれ」と思ったそうですが和平さんとしては売り切れ=満員御礼でおめでたいという認識らしいです。
その後も食事を終え、美味しかったことと " ありがとう " を厨房に向かって言い、そこから店の人が店の前まで和平さんを見送ったそうです。
つまり700円のランチで高級店クラスのサービスを受けたという認識にもなります。
和平さんは
と言われていたらしく、まさに豊かさを味わう達人だったようです。
ここはエピソードがメインでしたが私的には日常から豊かさを感じられる思考、それと自発的に周りを幸せにする思考の2つが重要だと思わされました。
ここでも幸せかどうかは今の思考と在り方が重要ということでしょう。
成功するために必要なマインド
本書で、本田さんが和平さんに成功するための質問をするエピソードが書かれていました。
和平さんは
和平さんは歴史上の人物の生き方をよく挙げられていたようです。
考えてみれば歴史に名を残した人に共通するな〜と実感できます。
織田信長などの武将達も「天下統一したい!」という野心さえ無ければ戦をするステップにすら至らなかったでしょうし。
坂本龍馬も「国を変えたい!」という動機があったからこそ薩長同盟などの国を変える行動を起こせたというわけです。(学生ぶりなのでもし内容違いあったら申し訳ねぇ)
これは現代の私たちにも当てはまる話。
という自分の「これだけは何としてでも叶えたい」という理想を強く持ち続けることが何より大事ということになります。
ワクワクを大切に
まだまだ触れたい箇所だらけですがそろそろ〆に入りましょう。
最初お金の話で出てきたワクワクに触れていきます。
和平さんいわく
長くなりましたが、自分が嬉しいと思える事を続ければ成功できるということでしょう。
「好きこそ物の上手なれ」と言いますがまさに自分の好き・ワクワク・価値観に沿った行動、さらには叶えられる適所にこそ成功のヒントがあるというわけです。
ゲームをやっている時、笑顔になれて気持ちが高ぶるなら実況者、ストーリーに惹かれるなら脚本家やシナリオライターといった適職を見つけるヒントにもなります。
仕事に限らずコンサートに行くと気持ちが高ぶるし元気が貰えるなら行くことが正解でしょう。
読者の感想・要約を出してる私として言いづらいですがコンサートや推しについて書いた記事の反響が大きいのはおそらくワクワクに沿ってありのまま書いているお陰かなと思います。
そしてこれらのワクワクについて
本書では心のコンパスと書かれています。
私もたまたま多くの娯楽に救われた人ではありますが、それらの好きに従ってきたお陰で好きな物、同じく惹かれた仲間に囲まれた自分が形成されてきました。
例えがまたまたフィクションになりますが、カードゲームの代名詞こと遊戯王もこれだなと思いました。
遊戯王カードは知ってるけど作品キャラを知らない人も多いかもしれませんので軽く説明すると、窮地でもワクワクを忘れずに戦う主人公が多いというイメージさえ持っていただければとりあえず大丈夫です。
このキャラクターを作ったのも遊戯王の生みの親、昨年夏に逝去された高橋和希 先生です。
先生は昔から絵を描くことが大好きだったようで、遊戯王という漫画を書かれていましたが彼自身イラストレーターというイメージが強かった印象です。
先生がブルーアイズホワイトドラゴンなどの数々のモンスターを創りあげれたのも、ワクワクしたキャラクター達を生み出し、漫画家として世界的成功できたのも推定ですが先生自身心のコンパスに従って進んだおかげなのかなと思いました。
だからこそ私たちを興奮の渦に巻き込み魅力させたんだと個人的には思います。
話またズラしてしまったので戻ります。
自己分析にある「昔の自分が好きだった事」を明らかにするのはある意味重要かもしれないと思っただけの話です。
ただ
自分の適材適所をみつける事は、正直なとこ簡単ではありません。難しいからこそ私も悩みが尽きない身です。
だとしても、今からでも心のコンパスを意識するのは遅くないというのも事実なのでこの本で得たヒントを忘れず突き進まねばと力を頂けた気がします。
本書読んでの感想は以上です。
本書は他にも
上手くいかない時の解決法
人と接するために必要な3つの極意
理想の師匠に出会うために必要なこと
ピンチをチャンスと捉えるために必要なこと
など有り難き教えがたくさん書かれております。
・幸せとは何か
・与える人の思考を知りたい
・人生響くレベルの衝撃を受けたい
・自分の好きを取り戻したい
・ワクワクを改めて知りたい
など上記以外を抱く人にもオススメ。
というより教科書にしてもいいレベルの1冊です。
投稿読んで「この本読みたい」と思って頂けたなら長時間かけて作った私としても嬉しいです。
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
週の後半目安に投稿しております。
めっっっさ余談ですが。
本書のテーマでもある「自分も他人も幸せ」という形。何か引っかかると思ったんですが。
私の大好きな曲そのものだなって。
歌詞の中にある
「幸せになるため生まれ、そして誰かを幸せにするため生きていくんだ」
まさにこの本ましてや人生の答えそのまま体現してるなと思った。
本書だけでなく様々な書籍でも書いていた心理だけどこのフレーズ改めて好きってなった。
ただそれだけのお話でした。