今は " 自分のために書く"を仕事にできる時代【note 副業の教科書】安斎響市
おはよう・こんにちは・こんばんわ
そして
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
今のところ毎週後半の投稿をこころがけておりますが、仕事などの都合で前後する場合もございます。
※制作スケジュール大幅に遅れてしまったのでこの投稿は(11/11~11/17)分となります。お待ちしてくださっていた方々ホントに申し訳ないです。
本当にお待たせしました。
今回紹介するのは
安斎響市 著
note 副業の教科書
この本は「 noteで収入を得る 」をコンセプトに読まれやすくなる文章の書き方について、「そもそもnoteとは何ぞ」について幅広く触れられた1冊。
など抱かれたアナタにおすすめです。
ページ数は200程で、1ページあたりスラスラ読み進められる構成なので読書あまりしない人にもオススメです。
著者の安斎響市さんは会社経営をしながら作家として活動されており、書籍やブログSNSを通じて「キャリアについての情報発信」もされています。
(本書巻末と下記を参考)
「副業でお金を稼ぎたい」
記事書いてるわたし含め、一度はこんなこと思ったことあるんじゃないでしょうか?
そうは思っても、自分には才能や資格もないし元手の資金もない。
など事情は様々、諦める人も多いのが現状に思えます。
著者が会社の給料 " 以外 " で収入を得たのが32歳のとき。
毎月1万円以上の副業収入が継続的に入ってきたとのこと。
結果的に著者は、妻にカバンを買ってあげたり、毎月2回の収入のある生活の実現、ついには独立まで果たしています。
そんな夢のような自己実現をかなえた著者だからこそ書ける1冊となっています。
と書いても「自分に当てはめてもしっくり来ない」が本音でしょう。
言ってしまえば私も半信半疑な箇所はあったので(小声)
そんな疑問を少しでも払拭してくれるのが今回紹介する書籍となります。
本書ではnoteの仕組みから、読まれる記事の攻略まで「noteで生計を立てていくためのヒント」について一部厳選したうえで紹介します。
「稼ぐ方法」よりは『noteで投稿し続けるための仕組み』についてを重点的に紹介する流れとします。
それでは本題に参りましょう。
※本書は2024年10月段階の情報が基となっています。時期次第では改定されている可能性もございますので、ご了承のうえ読み進めてください。
◆noteは誰もが文章投稿をできる場
本題に入る前に、まずnoteについて触れていきましょう。
noteは誰もが自由に文章を投稿できるインターネットの場です。
一般人が文章に値段を付けて売れるという変わった特徴もございます。
note株式会社はアスキー・ダイヤモンド社などの大手出版社を経験してきた編集者である加藤貞顕さんが創業されました。
つまり「出版のプロ」が作り上げた文章投稿サイトなのです。
noteで投稿を毎回作っている私個人の感想としてもnoteは文章が書きやすく非常に便利です。
またnoteは非常にクリーンな場所なのもあって怪しい詐欺まがいな情報商材などに対して厳しく取り締まるほど。
ここまで分かりやすくまとめると
noteは出版のプロが作った「誰もが文章を書きやすく、非常にクリーンな場所」
ということを覚えていただければと思います。
◆noteで副業するメリット
noteについての概要を書いたところで
「noteで副業するメリット」について紹介していきます。
1.初期投資も維持費もゼロ
まずは『 費用がかからない 』
これこそが大きなメリットです。
検索上位にあげるためのブログですとURLを維持するための費用がかかります。
noteは始めるのも無料で、維持費もかかりません。
つまり、失敗しても失うコストはないってことです。
(強いて言えば使った時間・労力くらいかな)
2.自分のペースで文章が書ける
もう一つの魅力こそが自分のペース・好きなことで文章が書けるという点です。
検索上位にのし上げるためのブログですと、Googleに気に入ってもらうための文章を作らなければならなかったり、Googleの改訂に右往左往しなければなりません。
もはや「Googleのために文章を書いてる状態」に等しいでしょう。
(ちなみにGoogleへの検索上位の対策のことをSEO(検索エンジン最適化)と呼びます)
noteは自分の好き・得意分野を、自身のタイミングで創作・投稿できるので「自分ファーストで文章を書けている」という実感が持てます。
うまく読まれるようになれば
「好きを仕事に」
が現実のものとなる世界なのです。
(無料記事ばかり書く私が言っても説得力皆無でしょうが(小声)
個人的な見解にはなるものの、noteで発信されているWebライターの多くが「SEO対策が嫌い」という印象です。
noteでの投稿が盛んな理由も「自由に気持ちを形にしたい」という考えに繋がるのかな〜って思います。
話は逸れましたが、かつての「Googleの為に書く文章でなければお金にならない」というある種ライティング界の常識も変わっていってる最中なのかもしれないですね。
◆noteは「書き手」と「読者」のために存在する
先ほど書いた内容から「ブログでの副業は難しく辛いもの」という点を理解いただけたと思います。
また従来のブログ副業にはこんな点もあり
上記はあくまで著者個人の意見ではあるものの
ブログ副業は、個人の感情などに構わず「ただGoogle、広告主のために書くのだ」マインドになってしまいがちです。
では著者やここで投稿を続ける方々はnoteにどんな魅力を感じ、書き続けているのか?
いいものを書けば売れる。面白いものを書けば読まれる。
これを広告主や取引先なしに依存せず、発信したい内容と読者のこころをガッチリ掴めればいい。
noteとはそんな世界なのです。
副業としてやるなら値段に納得して買ってくださる読者本人に対して書くだけのお話になるという解釈になります。
広告主やGoogleを挟まぬ点でいえば、noteでの副業および発信に対するハードルは格段に下がったのではないでしょうか。
長くなったので、簡潔にまとめますと。
noteで副業する際に大事なのは
・コンテンツ販売がビジネス
・読者本人がお金を払う
・自分が作ったコンテンツを売ることが目的
・多くの読者に気に入られることが成功条件
ということです。(65ページ参照)
◆noteは、読み手が自然と読んでくれる率が高い
引き続きnoteのメリット強みを紹介します。
たくさんの強みがある中で、とくに大きな強みとなるのがnote自体がSEOに強いという点。
つまり、検索で表示されやすいということです。
ただ記事を書くだけで検索上位に出ることもあるというわけです。
さらに強みを上げるなら。
noteはプラットフォーム内の回遊率が高い点も魅力です。
こちらも分かりやすく説明するなら
note内での滞在時間や読んでくれる記事の数も増えるということです。
わたし自身もnoteで複数投稿をしている身なので体験済みですが、同じ人が複数投稿にスキ(SNSでいう"いいね")される事も時々あります。
1人の観覧者が ほかの投稿ごと読んでくれる確率が高いということです。
noteが「読者のため」と言われるのは、ここも関係しているのかもしれませんね。
ここでは触れませんが、読んでる最中にSNSなどの通知に移動されるリスクもございますので、読まれるための工夫はするに越したことはないでしょう。
noteの強みを紹介してきましたので、本題である
note副業で何を書けばいいのか?に移ってまいりましょう。
◆noteで求められるのは「実体験エピソード」
ここまで
・noteとは何か?
・noteが読まれる仕組み
について書いてきたので
副業やビジネスとして、いやそもそもの
noteで読者が求めているものは何か?
について触れていきます。
結論から言えば
じぶんの「実体験エピソード」
です。
読まれる文章とは「希少性の高い情報」などの目に見えて有益なものをイメージするかもしれないでしょうが、そんな情報はめったに無いのが現状です。
他の文献に書いていたり、AIに聞けば分かる情報であることだって現代では有り得るわけです。
現代は悩みを解決する" だけ " なら検索をかけたりAIやChatGPTに聞くだけで充分という場面も多いのです。
逆に「 実体験エピソード 」 はどうでしょうか。
人はそれぞれ違った体験を経て今にいたる生き物。
その人にしかないエピソードというのは案外あるものです。
本書の例をそのまま引用しますが
(81~83ページ)
「長年、ダイエットを続けているが、なかなか痩せない。頑張ってもついお菓子を食べてしまう。
今年こそスリムな体型に生まれ変わりたい」
という悩みを抱えている人に向けて「痩せるノウハウ」を突きつけたところでGoogle検索などと何ら変わりはないでしょう。
では
というタイトルの投稿があったならどうでしょう。
・スゲェ、読んでみたい
・これならお金払ってでも読んでいいかな
と思ってもらえる率は高まるでしょう。
それくらい一次情報で得られる実体験というものは強いのです。
上記はあくまで本書の一例にはなるものの
「AIで1から書くことのできない "アナタだけ" の実体験」というのは、ChatGPTなどが帯同する今。" 人にしか書けない文章も価値がある " というのを再確認させられる。
今まで「作家でもない限り、Googleに気に入られなければ文字はお金になりにくい」という風潮のあったライティング業界が一気に覆り出している段階にいる。
あくまで私個人の意見ではあるものの、本書の内容や、このnoteでの投稿を続けていく内にめちゃくちゃ実感するようになっていきました。
いろいろ脱線しそうになるので軽くまとめますと
noteで大切なのは
・noteで大切なのは「じぶんの実体験」
・誰が言うかでストーリーが価値を生む
ということをここでは覚えておいてください。
副業として「お金を産む」攻略についてはさらに長くなるのでここでは割愛します。
◆自分の体験は「誰かを救うヒント」
長くなってきたので、ここで最後にしましょう。
お金を払ってでも読まれる方法について触れていきたい所でしたが、思ったよりボリューム多めになってしまいました汗
なので「著者が1番伝えたいであろう点」かな〜と思ったところをピックアップして最後にしましょう。
先ほど「じぶんの実体験エピソード」について触れたように、noteでとくに求められるのは「じぶんが得てきた体験」です。
これだけだと理解しづらいと思ったので著者の実体験を踏まえて説明します。
著者は「転職活動」などのキャリアについて発信されています。
これについては過去に同著者が書かれた本を解説した投稿ございますので一応参考にリンク貼りつけておきます。
著者である安斎さんの投稿を読み
などの実際に転職をかなえた方々からの声を、安斎さん本人は受け取ったとのことです。
「安斎さんのおかげで人生が変わった」
「安斎さんのnoteがなければ今の私はいない」
著者のキャリアや経験によって救われた人は数多くいるのです。
ここまで著者についてを例に書いてきたものの、これは私たちの経験だって例外ではないということ。
noteという土俵からは外れますが、SNSや動画、本の出版という発信全般にも言えることです。
・父が経営に失敗し、多額の借金を抱え、母の実家の離島での生活を強いられた経験から
「お金がないと幸せは守れない」と学び、20代で税理士になって「お金について覚えておくべきこと」を書籍として書いた人
・難病にかかり仕事が困難となって、恋人とも別れ人生のどん底を味わったなかで、ミニマリストの生き方に触れ、人生を激変させた。
その経験を基にYouTubeでの発信をされている人
書籍やブログ、YouTubeなどに置き換えてもこれだけ発信し、顔も知らぬ誰かを救っている人は数多くいますし。
「誰かを救う経験」はべつに特別なことではございません。私たちにだって置き換えられる話なのですから。
例えるなら
野球が上達せず悩んでいる人に向けて
「野球部で甲子園出場は叶わなかったものの、県内で高成績を納めたわたしが今までやってきたトレーニングと思考」という経験を投稿するだけでも" 誰かの心を救える " ことだってあるのです。
というよりも「自分の経験、思いをただ書いただけ」の投稿だけでも共感者や救いの手は案外あるものです。
わたしも元々は「満足できない自分の現状についての気持ちを形にしまくっていた」側の人ですから。いや書いてる今も進行形みたいなものですが笑
ただ、そんな気持ちを乗せただけの、読んだ本や触れたコンテンツへの感想にわざわざスキをくださった人が、ここ2年以上続けてきた投稿のなかでもメッチャ多いのも現実です。
こればかりは実際書いていただかないと伝わりづらいお話なので悔しいところ。
この本の内容抜きでも、わたしとして
今まさにnoteに救われている民なのです。
個人的な意見としては「副業」メインで始めるにしろ『 まず" 自分のために書く"』という心持ちで実践してみてください。
結果出てない、無料記事しか出していない分際である私が言うのもおこがましい話でしょうが、2年以上noteでの投稿を続けたうえで「やってよかった」と思えることなのです。
オチらしい決め手が浮かばないのでこの辺で終わりにしますが。
結論書くなら
少しでも共感したそこのアナタ
今すぐnote投稿を始めるのだ!!!
【まとめ】
・noteは「誰もが文章を書きやすく、非常にクリーンな場所」
・noteは
「無料で維持費もゼロ」
「自分のペースで文章が書ける」
というメリットが盛りだくさん。
今までライティングで常識とされてきた
「Googleや広告主のために文章を書く」
だけでしか稼げないという当たり前が覆ろうとしているのかもしれない。
・noteは「書き手と読み手」のために存在する場所。
自分が書きたいことを書き、共感した読み手が読む。ざっくり言えばそんな世界。
もちろん「読みたい」と思わせるだけの価値を生まなければならない点はあるものの、SEOなどに囚われることなく自由な投稿をできる空間という面こそnoteの良さかもしれない。
・note自体がSEO対策に強い。
さらに言えば、読み手の「noteでの滞在率」の高さもあり、複数の投稿を読んでくれることもよく起こる。
・note投稿で大切なのは「自分の実体験エピソード」
じぶんの得てきた体験。感情というのはAIを持ってしても真似できないもの。
ダイエット経験、スポーツ・勉強で得てきた経験
などがブキとして生かされる時代とも言えるのだ。
・noteのみならずな話
「自分の体験」というものが悩んでいる「誰か」を救うこともある。
・転職の失敗から得てきた経験
・お金や仕事を失ってから這い上がった経験
・ミニマリストになり人生が好転した経験
など得てきた苦難や経験は、いままさに同じことで悩み苦しむ「顔の知らない誰か」を救うことに繋がるのです。
noteなどの「自分のための投稿」は巡り巡って同じ境遇のだれがを救うのです。
この辺で終わりにします。
他にも
・何書けばいいか分からない時のヒント
・有料と無料の区切り分けのコツ
・じつは、フォロワー増やしに意味がない
・最後まで読んでもらうための工夫
・ハッシュタグの適正量は?
・noteの利用規約の一覧
・noteやSNSがこの先の生産者をつくる
・著者がnoteで人生を変えた話
などここで扱いきれなかった沢山の情報盛りだくさんです。
ここまで読んで「note投稿・副業」に少しでも興味湧いたアナタにオススメの1冊です。
めちゃ余談ですが。
同著者が書いたキャリア本も、過去に紹介したのでリンク貼っておきます。
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しておりますが、投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
可能な限り更新していきますのでよろしくお願いいたします。
【余談】ただ、しばらくは"無料"で出したい気持ちもあったり
ここはわたし個人的な感想を軽く書いてく場なのでご興味ある人のみ読んでいただければと思います。
まず
1ヶ月以上投稿おそくなってしまい。
本当にすみませんでした。
忙しかったり、他投稿に夢中だったり、制作にあてる予定だった正月休みに体調崩したりと回り道しすぎた故おそくなりました。。
自己管理ヘタクソすぎてメンブレしそう。。
とにかくペース追いつけるよう頑張ります。
そして今年もよろしくお願いいたします。
といった所で本題に移りましょう。
今回の本書は、プライベートで読む予定でしたが思った以上に内容よすぎて紹介する形にいたりました。
2年以上noteでの投稿をしたなかで「有料でも読まれる文章ってどんなんだろ?」と気になることもしばしばあったので手に取らせていただきました。
8.9割を無料にし、最後を有料にするテクニックなど「その発想はなかった」と納得せざるをえない内容ばかりでしてね。
noteでのライティングを継続してきた中で
『 文字でお金稼げるようになりたい 』
という気持ちも強くなりつつあったので、noteで本業以外の収入つくれる生活がどのようなものかを知りたかったので参考になりまくりでした。
noteをキッカケに人生変えた著者のリアルな気持ちが文字越しにビンビンに伝わりましたので読み込む度に気持ち引き寄せくらいまくりでした。
実際にもらった感想で泣きそうになったことも体験したことあるので、コメントいただいた当時を思い出してこっちまで泣きそうでした。
と書いてきたなかで「よし!有料記事に挑戦すっか!」となるのが自然な流れのように感じるでしょうが、読んだうえで『まだ無料で続けてみたい』という気持ちに落ち着いたのも感想です。
いまの文章構成で考えると後半だけで有料にしても読まれそうかって確信持てないってのも理由のひとつですかね〜汗
無料だからこそ読んでもらえる率も上がりそうなそんな気もするのでね。
それと書くなら自分の考えの中で「これだ!」と思えるものでエピソードを書いてみたいというのもあるので、いまの時点では
模索しながら考えたいって所ですね。
まぁとりあえず一旦は
「 今のまま続けてみる 」
これが結論ですかね〜
ただ、有料までのハードル一気に下げてくださったのは紛れもない事実ですし、noteの基礎から見つめ直すのに最適な1冊でした。
読んで大正解です!!!
このペースで投稿ペース取り戻したいので、感想この辺で終わりにします。