思考の方法について
○読書をする目的は、ひとつに人生を豊かにしたいという思いに基づくものがあると思う。
○私の思考について、視野を広めてくれた書物が『表現者クライテリオン』である。表面上の理論を語るものは数多くあるが、その根底にあるものを明らかにしようとする、その課程を取り込むことで自分自身の思考方法(とある人は、思考の鋳型とおっしゃってます)を増やすことができる。
○この思考方法はひとつの学問的なものではなく、複数に跨がるものなので、自分自身で咀嚼できれば、そう簡単に崩されるものではないので、自分自身のバックボーンにできるものである。
○隔月誌ではあるが、その内容は濃く、私はその他の定期購読のシンクタンクからのレポートを目を通すため、この定期の『表現者クライテリオン』も必死で読んでいる。
○読み終えると、自分自身に思考の鋳型が増えたことが実感でき、また視野が広がったことを感じている。