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恋愛依存気味だった私が、カメラを買ったら幸せになった話。

カメラを買ったのは
社会人2年目の頃だったと思う。

お付き合いしていた人と別れて
あんなにお金も時間も使ったのに
傷ついただけだったなぁ…
と虚しい気持ちになって
ぼーっと過ごしてた。

そんな時に、ふとカメラを買った。
小さい頃から写真を撮るのが好きだった。

保育園の頃はお父さんの一眼レフが羨ましかった。
小中学生の頃は遠足の度に使い捨てカメラを買ってもらった。
高校生になるとガラケーでよく写真を撮った。
大学生の頃はiPhoneでよく景色を撮っていた。

彼氏ができても、幸せになれるわけじゃない。
誰かに幸せにしもらおうなんて甘っちょろい。
自分にしか自分は幸せにできないな。

なんて当時の自分にしてはかっこいいことを思って
何か自分のためにお金を使ってみようと思った。

選んだのはカメラだった。

一人でふらっと出かけるようになった。
自分の好きなものを形にできるようになった。
友達を撮るのが好きだった。
笑顔を残すのが楽しかった。

カメラが趣味の男の子と出会って
たくさんお出かけするようになって
付き合って、結婚した。

もっと上手くなりたいと思ってサロンに入った。
気付いたらプロコースに入ってて、
気付いたらプロになって2年になる。

自分のために買ったカメラが
こんなに人生を変えてくれた。

誰かのために時間とお金を費やしてた私より
自分のために動いている自分の方が、
ずっと幸せだし、ずっと人の役に立ってる。
みんなに幸せを配れてる気がする。

あの時の私はカメラを選んだけど、
今の私なら何を選ぶだろう。

なんでもいいよね、選ぶものは。
今一番心の動くものに
自分の時間を、お金をかけてみてほしい。

彼氏や友人にじゃないよ。
ちゃんと、自分の声を聞いて、
自分の大切なものに目を向けてね。

大丈夫、今の私はめっちゃ幸せ!

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