ひまひま星の暇人
「ひまぁ〜。ママひまー。」
ほぼ毎日このセリフを聞く。
言っているのは長男。
学校から帰宅し、速攻で宿題を済ませ
次女と遊んだり、私とボードゲームしたり
工作したり。
なんやかんやしてる気がするんだけど、ちょっと間が開くと
「ひまー。何したらいいと思う?」
「あ〜暇だな〜」
と言っている。
泳ぎ続けなきゃいけないマグロじゃないんだから。
工作したもの積み上げてる机の掃除する?(宿題するスペースないからね)とか、
そんなに暇なら習い事始めてみる?とか、
洗濯物畳むの手伝ってくれる?とか、
ママがピアノ教えるから弾いてみる?とか、
いろいろ提案するけど却下される。
なんだよ、じゃあ聞くなよー。
暇って言いたいだけなんじゃないのー?
そんなひまひま星人が本屋に行ったとき、
「勉強するやつなんか買って〜。ドリルみたいなやつ!」と言いだした。
意外すぎて、びっくりして「え?勉強のが欲しい?やるの?」と思ったが(いや、口に出して言ってた)理由を聞くと家で暇な時にやりたいらしい。
確かに宿題は、音読と算数プリント1枚(または漢字ドリル1ページ)だけ。すぐ終わる。
1回の時間が短いもの(1ページ10〜15分ほどで終わるワーク)を一緒に選んだ。
ずば抜けて不得意な教科もまだないので
国語、算数、生活がバランス良く入ったものを購入。
どれだけ続けられるか見ものだ。
毎日する訳ではない。まだ始めて十数ページ。
自信満々の時に間違いが多くて悔しがったり、意外と点数取れて大喜びしたり…まぁ、なんか楽しそう。
習い事はやりたくないけど、ワークはアリなんだ!と驚かされた。
明らかに算数が苦手な長女にも軽く勧めてみる。
「多分やらないから私はいらないわ。宿題で十分。」とバッサリ。
うん。そうね、そうくると思ったよ。(長女も宿題少ないけどね)
たまに宿題の算プリで発狂してるもん。
それに暇じゃなさそう。
長女は絵を描いたり、本を読んだり、ねんどこねこねしたり…一人時間をそれなりに楽しんでいる。
宿題終わったら遊ぼうね!と誘う次女(なんで上から?笑)に、「今日は遊べない」と断っている日もある。次女しょんぼり。けど、
きっと長女には必要な ひとり時間なのだろう。
それはさておき、暇暇星人(長男)の「ひま〜」が少し減ってくれると良いのだけれど。