公務員試験の本音



1. 自己紹介

はじめまして。
公務員試験が一通り終了したので、次受ける方々の何か支えになればと思い、体験記を残したいと思います。
結構、人間味のある体験記になっていると思います。(笑)
まずは、簡単な自己紹介から。

大学→地方公立大学 法学部 サークルなし
内定先→国家一般職(地方出先機関)
その他→公務員専願、LEC生(大学3年~)

公務員試験って、筆記対策が長いし大変なイメージだと思います。
大学3年生のうちから始める方が多いのでね。。。
しかし!!!!
私が一通り終えて思ったのが、公務員試験が本格的に始まる4月からが本当の戦い、そして何より長い戦いです。
なので、今考えると、大学3年生の間の筆記対策は「へえ~、こんな感じだったね」と軽く感じます。
なのでここでは、筆記対策はあまり触れず、試験本番(筆記と面接)のことを中心に書いていきます。

2. 戦績

私が受けた試験、それぞれの結果を載せます。
ちなみに私の学力は、おそらくMARCHレベルかと。。。
(参考までに)

  • 国家一般職

    • 一次→〇 二次→〇 官庁訪問→〇

  • 特別区

    • 一次→〇 二次→〇 区面接→〇

  • 裁判所一般職

    • 一次→〇 二次→〇 

  • 労働基準監督

    • 一次→〇 二次→辞退(特別区と被ったため)

  • 市役所

    • 某市役所(政令市)

      • 一次→〇 二次(論文)→〇 三次(GD)→辞退

    • 某市役所

      • 一次→〇 二次(GD)→〇 三次(面接)→辞退

志望順位はこの順番の通りです。
国家一般職が第一志望でしたが、その他の併願先は2月頃に決めました。
割とギリギリですね。



3. あの時していたこと感じていたこと

では次に、実際公務員試験の間に感じたこと、どんなことをしていたか、いつが辛かったかを書いていきますね。
筆記対策のスケジュールについては、先程の理由と、割とオーソドックスなものだったということで割愛します。

4月

4月中旬に頃に特別区の一次試験がありましたが、私にとって一発目の試験でした。
調べるとわかると思いますが、この年の教養試験は大ハズレです。
文章理解は微妙な選択肢だらけ、数的は「え。これ国総?」というレベル、時事は「その話題のこの部分問題にするか?」というものばっかり。
手応え的にはゼロでしたが、おそらく皆そんな感じだろうと思ったので、あまり気にしませんでした。
とりあえず、一発目を終えたということで、2週間後の裁判所対策へ。。。
ちなみに私は、特別区を終えるまで、裁判所の対策は一切してませんでした。
→国家一般職以外は考えていなかったからです(笑)
とりあえず急いで刑法の講義を聞き、スー過去を回しました。
マクロは捨てていたので、刑法をやらざるを得ませんでした。
大学で刑法を受けていたとはいえ、そんなものもう覚えていません。
専門記述については、各予備校の出題予想の部分のみを暗記しました。
(裁判所の志望度が高い方は、マネしてはだめです。)

5月

個人的に5月が一番メンタル的にきつかったです。
民間の人はほとんど終えて、一個下の代がX(旧Twitter)に現れるようになったからです。また、私は5月頃から面接対策を始めました(後ほど詳細を書きます)が、その部分の焦りもあり、結構きつかったです。

GW明けに裁判所の試験がありました。
なんと予備校が出していた予想論点とドンピシャ。
刑法はボロボロだったものの、教養が解きやすかったため、手応え的には「直前対策の割には、できたな」という感じでした。
ただ自己採点をしてみたら、ボーダーよりちょい上くらいだったので、良くはなかったです。

裁判所が終わったということで、本命の国家一般職を仕上げつつ、面接対策を始めました。

この時期からの面接対策は割と遅い方だと思います。
なぜこんな遅い時期から始めたかというと。。。
実は年明けの時期に、一社だけ民間面接を受けていました。
そこで、「自分はそこまで面接が苦手ではない」と感じたため、あまり面接対策は意識していませんでした。特に、この点に関する後悔は感じていません。

では、5月の面接対策は何をしていたかというと、主に、特別区の3プレの準備をしていました。
自己PRやガクチカは民間で使ったものをベースに深堀していきました。
本命である国家一般職の某省庁は志望度が高い分、志望動機がはっきりしていたため、話すことが決まらないということはありませんでした。

しかし、5月は先ほど書いた内容や「国家一般の一次で落ちたらどうしよう」という不安などから、精神的にしんどく、眠れなかったり、何もしてないのに涙が出てきました。

6月

6月入ってすぐに、国家一般職の筆記がありました。
手応え的にはかなりありました。
直前期は、ひたすた国家一般の過去問を解いていたので、全く分からないということはありませんでした。
自己採点的にもかなり良い点数がとれたので、そのまま面接対策へと移りました。
面接対策は、ひたすら模擬面接を繰り返す!!!!
これのみだと思います。
私は、ひたすら仕事センターとハロワで模擬面接を受けていました。
(週2~3回)
そして6月後半の裁判所の面接から、怒涛の面接ラッシュが続きます。
各面接の体験談は別の記事に載せようと思います。

7月

7月は国家一般職の官庁訪問からスタートしました。
私は有難いことに、1日目で内々定をいただけたので、初日で終了しました。
この時点で、自分の面接に自信が持てるようになりました。
そのまま、特別区の二次、国家一般職の人事院面接が続きました。
この間に、市役所のGDや面接がありましたが、官庁訪問で完全に燃え尽きたので、辞退しました。(笑)
7月は、どの試験でも筆記が取れた点、繰り返すうちに面接に自信を持てたことから、かなり精神的にも安定していました。
(念願のTWICEのライブにも行けました。(笑))

8月

8月に受けた面接は、特別区の区面接のみでした。
もう完全に燃え尽きていたので、あまり対策はしていませんでしたが、素直に受け答えができていたからか、面接官からの評価も良かったです。
そして、中旬ごろに国家一般職の最終合格があり、私の公務員試験は一通り終えました。


4. 一通り終えて

一通り終えてまず思ったのが、長い!!!!!!
ほんとに長すぎます。
なので、一緒に頑張る公務員志望の人と交流するのが精神安定剤になります。幸い、私の大学は公務員志望が多かったため、その点は救われていた気がします。
また、よく筆記と面接対策の比重について意見がいろいろありますが、私が個人的感じたこととして、まずは筆記だと思います。
筆記でどれほど余裕を持てるかが、面接での精神状況につながると思います。
実際、私も筆記に力を入れていたので、その分の結果が出て、精神的に余裕が持てました。

次からの記事で、各面接の体験談や結局どっち論争(民間併願or専願など)について、私の本音を交えながら、載せていこうと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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