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前庭覚を育てる遊び トランポリンの話

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前庭覚を楽しんで育む遊びの一つに「トランポリン」も外せないです

お手軽に浮遊感、揺れを味わうことができます

遊びの意識するポイント


①お子さんが揺れに対してどんな反応か見る

お子さんが前庭覚の低反応であれば「もっと入れたい」といっぱい跳びます。そして長時間跳ね続けます

反対に過敏さがあれば重力不安からブランコに乗るのを怖がる、避ける行動が現れることが多いです

②全身運動でもあるトランポリン

トランポリンは身体全体を使う遊びでもあります。身体の不器用さのあるお子さんは跳ね方もぎこちないことがあるため、慣れるまでは両手をもって跳ねる補助を行いましょう。これも関わり遊びの一つになります

全身運動であるため、動きも激しくなりますし疲労もたまりやすいです。前庭覚に刺激を入れたいがために長時間行い
疲労で転倒する可能性も大いにあります。時間と回数を決めてお子さんの満足度と相談しながら遊びを提供しましょう

③色んな遊び方ができる

ただ跳ねるだけでも十分感覚遊びが楽しめるものですが、トランポリンは色んな遊び方ができるので、遊びの引き出しを増やすのにうってつけです

私は以下の遊びが好きなので紹介します

・トランポリンキャッチボール、トランポリンボール叩き

トランポリンで跳びながらこちらが投げるボールをキャッチしてもらう跳びながら視覚や触覚、固有覚といった身体の協調運動を
誘発できる遊びになります

キャッチしてもらうのは、ボールでもいいし、100均とかに売ってる丸い泡立てネット、様々な形のモノにチャレンジすることで
遊びに幅を出すことができます

キャッチが難しいお子さんは投げるボールを叩いたり、パンチしたりする遊びに切り替えることもできます

ワンパクボーイはこちらの方が好みの場合があります(´・ω・`)

・トランポリンクイズ

お子さんにトランポリンを跳ねてもらい、「これなーんだ」と絵を見て答えてもらいます

常時見せてもいいし、一瞬だけ見せる楽しみ方もあります。前庭覚も視覚も十分に使いつつ楽しむことができます

あんまり絵が小さいと難しいので、A3サイズくらいまで引き延ばした絵を見てもらってました

できる子は文字や数字、アルファベットもオススメです

・手つなぎトランポリンジャンプ

両手をもってお子さんがトランポリンを跳ねている時に「3.2.1」の掛け声で高くジャンプしてもらいます

高く飛ぶ浮遊感、掛け声に合わせて身体を意識して動かす感覚を味わってもらうことができます

大人の身長があることが条件ですかね…

・バルンポリン(バランスボール、ピーナッツ型)

トランポリンの上にバランスボールを置いてそこに乗って身体に前後、左右、上下の揺れを感じてもらいます

ただ跳ねることも楽しいですが、上記の遊びも併用して行うこともできます

小さいお子さんだったら大人も一緒に乗り、膝の上や前に乗って姿勢を安定させることで安心して楽しむことができます

お歌を歌っても楽しいです。私は「おんまはみんなぱっかぱかはしる~」ってやってました

・トランポリン的当て

トランポリンを跳ねているお子さんに投げる物を渡して的を狙ってもらいます

ボール、100均の丸い泡立てネット、スポンジなどなど…

ペットボトルで的をつくってもいいですし、段ボールに怪獣を描いてそれに投げてもらいます

「倒す」、「当てる」という目的意識を持ちながら、「意識して」「狙って」「身体を使う」ことができるのです


トランポリンは跳ねる遊びのため、転倒や転倒の際に壁や物にぶつかってしまう事故も起こりやすいです

様々な遊びを展開できますが、お子さんの興奮度、疲れを見ながら楽しく遊べるとベストです(´・ω・`)

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以上になります
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