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衝動性、多動性が強い(ADHD特性)のお子さんへの対応の話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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児童指導員として、多くのお子さんと関わってきました

その中で、ADHD特性のお子さんは数多くいました

彼らはどのようなことに困り、どういう対応が求められたか、以下に記述していきます

ADHD、多動、衝動性が強いお子さんの特徴

関わったお子さんには以下の行動・特徴がみられました

・あつまりの時に座っていられない
・座りながら、足を小刻みに動かす、跳ねる
・大人の話し中に走り回る
・やりたいと思いついたらすぐに行動に移す
・行動時に無意識なことが多い
・やった後に「しまった」と思う
・常に動いている
・自分では止められない行動もある
・固有覚・前庭覚が鈍麻な子が多い
・他害が多い

上記の「特性」に
「性格」
「別の特性」
「知能年齢」
「情緒」

などが合わさり、様々な行動につながっているようでした

お子さんの困り感

基本的に多かったケースとして、「自分ではどうにもできない」が大人に「怒られてしまう」がありました。

その結果、大人への信頼感を失い、声掛けをかけられても「話をきいてみよう」という入り口にも立てないようでした

彼らの成長を促すには、

・困ったときに助けてもらえるという「安心」できる環境、関わり

・大人への信頼感

・感覚統合の成長

が必要です

ではどのように関わりや対応が必要なのかを以下に記述していきます

基本的な大人の関わり方

個別での対応


特性ゆえに基本的に集団での行動が難しいです

その中でまず必要なのは、
困ったときに助けてもらったという経験です

そこから、大人への信頼感を取り戻すことができます
個別での対応だと、大人が近くにいることで、困ったときにすぐに助けることができます

また、一緒に行動することで、遊び、日常生活で見られる特性での困り感も見えてきます

彼らの困り感を見つける上でも個別対応はとても重要です

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