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他者との関わりの際の「自分と他者の境界線、領域、枠組み」について考えた話と「私は」そこにどう付き合う、関わっているかの話
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福祉の世界にいると、様々な人の「障害」「特性」と向き合う機会が多いです
その中でよく耳にする言葉
「自他の境界が曖昧」
というものがあります
SNSをやっていてもその特性に振り回されている人、巻き込まれている人をよく目にしますし私自身も体験しています
私がお子さんと関わっている時にも「自他境界の曖昧さ」で人間関係のトラブルに発展するお子さんがいました
支援員として心理士さんや言語聴覚士さん、保育士、様々な専門職と連携を取りながら対応していました
今回はそういった「自他境界」について自身の体験、情報をまとめて考えを整理していきたいと思います
最近そういった話題も多いのでこれをいい機会にします
メンバーシップ限定、有料記事です
自他の境界が曖昧ということ
自分と他人の心、精神、思考と呼ばれるものには「自分とは違う枠組み」があります
その間にある線を「境界線」「隔たり」と私は認識しています
本来私たちは無意識にその境界線を踏み越えないようにコミュニケーションをとっているのです
自分が「私は私」であり、他人が「人は人」であることを認識する能力なのです
では自分と他人の境界線の境目が曖昧だとどのようなコミュニケーションになるでしょう
例えば、
「クイズです。鼻が長くて、耳が大きい 身体が大きい動物なーんだ」
分かりますか?ゾウです
私とあなたは今別々の場所にいて、別の思考をもっている、つながっていないですから
しっかり説明しないといけませんね
このクイズ自体も「あなた」と「私」が繋がっていない事が前提、境界線がある前提のクイズなのです
しかし、この境界線が曖昧だと
「これなーんだ」
わかりますか?朝、テレビでやっていた問題を出したんですが…伝わりませんよね
ここでいうなら
・テレビを見ていた自分と私の境界線が曖昧で、会話も相手も自分と同じ映像をみた前提になる
・相手も分かっている前提で話を進めるので、説明しなければならない部分を説明しない
といったコミュニケーションになってしまうのです
自他の境界の育ち
自分と他人の境界はいつから育っていくのでしょうか
生まれたばかりの時、子供は自他境界線を持っていなく、徐々に大人との関わりの中で形作られていくことになります
先日それを実感する出来事があり…
先日2~3歳児と関わる機会がありました
人生はじめて3年目に突入し、一生懸命世界を楽しんでいました
その中で他者と関わることで、はっきりしない自分の枠組みの輪郭を少しづつ組み立てているようでした
大人に「シャボン玉が上手くできない!なんで」と怒って伝えてくる
このやり場のない
怒ってるのか
頼ってくれているのか
悔しいのか
そんなごちゃ混ぜの感情をコントロールもせずにぶつけてくる様に「境界線の曖昧さ」を感じつつも、大人との一喜一憂したやり取り
を重ねるごとに、その枠組みをしっかり形成ていく過程があるのだと確かに感じられたのです
「自他の境界が曖昧」ということで起こるトラブル
と同時に、「自他境界線の曖昧」な人は子どもにも大人にも多く存在します
例えどんなに養育環境を整えたとて、自分と他者の境界線を無意識に感じ取る力は自然には育まれないのだと改めて思いました
それで他者とのやり取りへの失敗を重ねていくのであれば、それはやはり「障害」なのだと考えるのです
「自他の境界線が曖昧」なコミュニケーションを行う人は、多くのトラブルに陥る可能性があります
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