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発酵文化芸術祭

10月が始まった。

夫の退院に伴い、私自身も2週間、お仕事を休んでいる。

とはいえ、じっとしてない性分だから、この際だから・・・仕事を入れていないからこそできることを・・・と考え、ひたすら出歩いている。とはいえ、映画館で映画を見るのはなかなかできてないので、ちょこっとストレス溜まるけどね。


でも、ちょうどこの10月、金沢では、二つのアートイベントが楽しめる。(9月だと、oterart(お寺でアート)も含めて三つ)

GO FOR KOGEI2024と発酵文化芸術祭


今まで、この手の「まちを周りながら作品を楽しむ」場に夫を誘ったことはなかった。

自転車で回ってたというのもあって、一人の方が気楽で自由だったから。でも、今回は、夫のリハビリにもなると思って、バスを使って、あっちこっちの会場を回っている。

自宅から歩いて回れそうな場所もあるのだが、退院後間もないということもあって、それに前に歩き過ぎて微熱が出てしまったことへの反省もあって、1日に1つのエリアに絞って回っている。


弥生・野町エリア・・・かぶら寿司の四十萬谷本舗や、今川酢造、醤油の中初商店を回る。

バスを降りてからは、徒歩でてくてく。自転車でサッと・・・ではないからこその、古い街道を歩くのも新鮮だった。


麹の香り、酢の匂いを嗅いだり、醤油のお店の地下にある、元々防空壕だった場所に置かれた古い箪笥の引き出しの中に置かれていたもの・・・などなど・・・


香り、匂いという目には見えない、でも、とても長く持続するもの、それは酵母、麹菌など小さな小さな生き物たちが作り出す・・・そしてその過程で作られたものが「発酵食品」となって人々の暮らしの中で大切な役割を担ってきた。

その土地ごとに大切に育まれた食文化を辿る芸術祭


夫はイマイチ乗り切れないみたいだけどね・・・

でも、酢の香りを嗅ぐ部屋では、「お寿司作りたくなった」と言ってたし、日記には「寿司作りたい」と書いてた。でも、今日は夕食にカレーを作ったんだけど(爆)


毎日外出する「口実」になっていて、バスに乗って歩いて・・・に慣れて楽しんでくれるといいな。

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