枯れ葉
昨日、シアター・キノで観た映画が「枯れ葉」。
フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の2023年の作品。81分
以前から観ようと思いながら、「哀れなるものたち」、「フェルメール」を観ているうちに、いつのまにか、「まあ、(観なくて)いいか」と思っていたが、たまたま、短めの時間が空いたので、「やはり、観に行ってみるか」ということで、観た。
先日の、「PERFECT DAYS」以上に、日常の生活を描いていた気がする、
全編波もなく、時間が過ぎるような感じの、ある意味平凡な映画のようにも思えるが、男女の出会いを、切なく、最後は、ハッピーエンドに終わらせるストーリーが、何とも言えず心に沁み入る感じ。
終わってみると、心地よく、温かい気持ちで、映画館を去ることができた。
おそらく、制作費はあまりかかっていないと思われるが、小作品でも、本当にいい映画とは、こういう映画のことを言うのだろう。
やはり、観に行って本当に良かったと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?