あの日のマイノート(2018年を振り返る)
2018年5月~11月のマイノートの振り返り。
2018年。5年前。私36歳。長男3歳。(今の双子くらいか!)
当時は総合病院でフルタイム勤務。7時半に保育園に送って、18時過ぎにお迎えに行く。月に5回くらいの深夜と準夜をしながら、不妊治療も並行していた。そんなあの頃のマイノート。
一番多かった内容は、欲しいものリスト。雑誌やお店で見て気になったもの、欲しいもののリストがノート全体の20%くらいを占めていた。
欲しいものの内訳は、キッチン雑貨一番多くて、他にインテリア小物、洋服、コスメという感じ。
続いて、育児にまつわること。3歳だった長男とのやりとり、心に残った言葉、場面。そして、自分の余裕のなさ(夜勤明けとか)からイライラと当たってしまったことへの罪悪感。お母さん怒ってる?と聞かれて胸が痛んだこととか。
次はレシピ。胸肉と鮭と青じそのレシピが目立つ。
ちなみに最近の胸肉料理はほぼほぼ唐揚げ。塩麹としょうゆとちょっろっとだしで漬け込んで溶き卵と片栗粉まぶして揚げ焼き。(揚げ焼きだけど唐揚げということにしている)
次に続くのは、
ファッション雑誌の切り抜き、掃除や収納のアイディア、本や雑誌の引用、、、。
WISHLISTが多くて、自分の気持ちとかがあまり書かれていないマイノートだったけど、不妊治療のこと(続けるか悩むけどするなら1歳でも若いうちにしなきゃなとか)や仕事のこと(もっと勉強しようとか)、助産師として働くかっこいい母でいたいなとか、映画見たりヨガしたりしたいな、とかそんなこと書いてる日もあった。
忙しいけど収入があった分、ストレスを買い物で発散させたり。
子どもと接する時間が短くても、そのやりとりを大事にしようとしていたり。
でも余裕なくて子どもにイライラ当たったり。
5年前の私、仕事も育児も精一杯頑張っていたなぁ。よく頑張ってたよって思う。
あれから5年経って、息子は小学生になり、双子が産まれて、その双子も今は3歳。
私は常勤からパートになった。
生活が変わった。
収入はないけど、時間と気持ちに余裕がある。
余裕があるせいか、自分はどんな人生を送りたいのか、とか働き方とか、自分の内側と向き合うことが多くなった。
収入が減って、ストレス発散の買い物はしなくなった。
欲しいものを自由に買いたいなぁと思ったりする。
どっちがいいとかじゃないけど。
今の私は5年前の私をうらやましく思うきもちもある。
たぶん5年前の私も、今の自分みたいな生活をうらやんでいたかもしれない。
どんな選択しても後悔するやつは後悔するって、貫井さん(※)が言ってたけど。
※貫井さん•••ドラマ『恋ノチカラ』で堤真一が演じていた広告デザイナー。深津絵里主演で、30歳の籐子が、ひょんなことがきっかけで大手企業を辞めて、貫井さんが立ち上げた個人事務所で働くことになるところから始まる物語。タイトルのわりに恋愛要素そんなになさそうで、やっぱり恋愛。仕事のことを考えさせられる内容でもある。このドラマ好きすぎて、DVD買って、何度も見てて、何度見ても楽しくて泣ける。
後悔ではない。
5年前の私も、今の私も、一生懸命だってことは同じ。
それは自信持って言える。
もやもやもあるけれど、それから目を背けずに、今を大事に、そして、自分の幸せに貪欲に生きていこうと思ったあの日のマイノートでありました。