子どもの要望に、子どもが満足いくまで応える
明日は思う存分寝ると決めた休日前夜。
布団が暑かったせいか、両隣の双子がかわるがわる泣いた。
明日が休みだから心の余裕はあるが、一人泣き止んでもすぐには寝れず、寝たかわからないうちにもう一人泣き出すので正直イライラもする。はやく深い眠りにつきたい。
迎えた朝。
カーテンの外はまだ薄暗い。双子の一人がむくりと起き上がり、もう一人を誘って、静かに、でも休日の朝が来た喜びを隠しきれない様子で、ふたりでキャッキャと階下へ行く様子を布団の中で見守る。
今日は父と市民センターへ行く約束を