榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬 レースレポート(前編)
大会概要
大会名
第12回榛名湖リゾート•トライアスロンin群馬
・トライアスロン大会
(オリンピック・ディスタンス)
スイム1.5Km バイク40km ラン10km
・日時 2024年7月21日(日)
・場所 群馬県 榛名湖畔
群馬で「トライアスロン大会」と言えばおそらくこの大会になるのではないだろうか。なにせ海なし県である。わたらせ遊水池で泳ぐ「遊水池ふれあいトライアスロン群馬大会」や敷島プールで泳ぐ「前橋トライアスロンフェスタ」などがあるが、群馬で最もメジャーなのは上記榛名湖大会、通称「はるトラ」である。
※ちなみに、敷島プールは200億円以上かけて国際大会で使えるプールへの改築が今秋から始まるそう。群馬県の予算編成ってどうなっているの・・?
私から見た「はるトラ」
正直な話、「海なし県が無理しちゃって・・・」という印象だった。トライアスロンは(きれいな)海を泳いでこそ・・・というイメージだったし、湖畔はアップダウンがある道のりで、「平坦をかっ飛ばす」というイメージはなく、トライアスロンのオリンピックディスタンスとしては、レベル高めなのではないか、という印象だったので、初年度は敬遠した。
トライアスロン2年目の挑戦
「アンプロダクティブな日々からの脱却」という記事で書いた通り、現在トレーニングに割く時間が十分ではなく、この状態で「はるトラ」出れるの? という不安はある。朝ランはしているが、しばらく10キロ以上走っていない。自転車も一回の走行距離が40キロどころか、20キロくらいしか走っていない(ニューバイク購入に合わせて、古い屋内ローラーをメルカリで売ってしまった!)スイムのみ、1500mは泳いでいるが、湖を泳いだ経験はなし。しかも、大会3日後くらいに大きな仕事があるので、色々無理できない。さあどうする?こんな状態でもやっちゃうのか?
いざ試走!
大会一週間前と直前ではあるが、地元の利で試走に出かけた。
実際走ってみれば、今後どうすべきかわかるはずだ。
バイク
あいにく朝から小雨だったので、とりあえず車にスマホを固定してルートを録画。
最初は広いダラっとした登り坂。実はそこが一番大変で、あとは山下りと平坦が続く。ヒルクライムならもがいて登るところだが、疲れるので我慢して軽く回すことにした。やる前から、「最初は登り」とわかっていれば問題ない高度である。
下りは狭く、大会であれば他の選手に阻まれて落車のリスクあり。
このような穴がいくつもある。横に移動できないケースも考慮したい。
平坦は唯一トライアスロンらしい気持ちの良い区間。ここで休憩して景色を見ながらリフレッシュするか、スパートかけるかでだいぶ変わるだろう。(私はリフレッシュを選ぶと思う)
ラン
これも最初だけ山登り。
下りも急坂。
これが終われば後は湖畔をぐるっと回るだけである。高地で気温が低いためか、心肺への負担がさほどないのは良かった。
このようにアップダウンのあるコースをバイク5周、ラン2周するわけなので、自分としてはタイムを気にして無理をすると、完走すら怪しくなってしまうことがよくわかった。バイクもランも登りで無駄に筋肉を使いすぎず、コツコツ攻めていきたい。
今回の目標について
去年は初トライアスロンということもあり、取り組みやすい木更津で、仕事も影響のない時期だった。したがってタイム3時間以内という目標を設定し、それを達成したわけである。
今年は仕事が忙しい時期でしかも難易度高めの大会である。調子もイマイチだ。完走は大丈夫そうだが、タイムを気にしないとなると、いったい何を目標にすれば良いのか。試走しながらそんなことを考えていた。
しかし、そんなに難しいことを考えなくてもいいのではないかと思い至った。そもそも仕事をやり、家事もやる中でトライアスロンを完走する体力を維持するだけでも大変なのだ。あまり次へ、次へと追いかけ続けるのではなく、多少遊びも挟みつつ生活の一部としてトライアスロンを楽しめればいいのではないか。勝負としては、次のミドル99t完走にとっておき、今回はせっかくの地元。一人や二人くらい知っている顔もいるだろう。そういうコミュニケーションを楽しみつつ、大会自体を楽しんでいきたい。それは県外遠征の去年ではできなかったことであり、今年「はるトラ」に参加する意味に十分なりえる。
さあ、いよいよ今週末(暑気払いの2日後)だ。
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