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九十九里トライアスロン(ミドル・ディスタンス)に挑戦する理由とその対策

挑戦する理由

 トライアスロンという過酷なスポーツを続けること自体が挑戦であることには変わりないが、毎年同じ、ということがあまり好きではない。そこで、目標タイムを変えるか、距離を変えるか、あるいは場所(大会)を変えるか、という判断を迫られたわけだが、距離を変えること私は選んだのである。やはりオリンピック・ディスタンスの上に「ミドル」「ロング」とある以上、それから目を背けるわけにはいくまい。特に、ロングを少しでも意識するのであれば、より早い段階で「ミドル完走」という経験を得ることが重要だと判断したわけだ。

ミドル完走に向けた練習

スイム
泳ぎに関しては、2:00/100mと、決して速い訳ではないが、1000でも2000でも淡々と泳ぐことはできるので、特別な練習はしていない。普段の市民プールでは様々な層の方がいるため、そもそも連続では泳げない。だからストリームラインを意識して、ケノビで進むような練習をした。それでも、0:53/50m(短水路)なので、多分何とかなるだろうと楽観視。

バイク+ラン
ここがオリンピック・ディスタンス時の練習と異なる点だったが、練習はブリック練習(バイクとランを継続して行う)を行った。バイクは昨年ブルベに参加し200km走破した。ランはフルマラソンを2回完走した。これらは元々単一競技での自信作りではあったのだが、連続で行うなど全く想像できない。したがって、ミドル(バイク91km,ラン21km)であっても、連続で練習してこそ、その意味があったのだ。しかし、わかっているならやればいいのに、やったのは結局9月に入ってから2回のみ。(8月は暑くて諦める)
1回目 バイク90km、ラン4km
 ランには思ったほどダメージなかったが、暑すぎた。9月なのに34度くらいあったと思う。その結果ランで心拍値の限界に。
そして腰が痛くなる。

(佐渡とか皆生に出る人は、本当にどうかしているのではないか。理解を超えている。いくら暑熱耐性があるといっても、どうして倒れないの?)

2回目 バイク50km、ラン10km
 時間的にバイク90やる余裕はなかったので、50に短縮。ラン10やってみたが、今度は体力を残したまま終えることができた。この10kmコースをもう一回行けというのだから、正直嫌と言えば嫌だが、大会なら走り切れるだろう、否応無しに...。少し暑さが収まってきた、30度くらいになった、お彼岸の頃の話。

あと、余談ではあるが、新しい自転車に替えたので、週末は外で乗るように心がけた(慣れる意味で)。

わかったこと

(1)怪我をしないが大事。
これは重要だと強く感じた。今回出るミドル・ディスタンスでもし失敗することがあるならば、腰などの痛みによるDNFしかないと思う。他にも、練習時に足首を捻るとか、色々リスクは潜んでいる。涼しくなると、動きやすくなる分、無理をし過ぎないように注意が必要だ。

(2)無理をしないも大事。
過日実施された北海道でのアイアンマンレースの記事がいくつもnoteに掲載されており、それらを読むたびに、体力の使い方が上手だと感心させられた。特に最後のランの部分では、初めから「歩く」ことを計算に入れているというのもあり、制限時間以内であれば、確かにそういう選択肢もあるのだと気付かされた。もちろん、ミドル・ディスタンスで歩くつもりはないが、自分の練習量→ミドルへの挑戦と彼らの練習量→アイアンマンへの挑戦という対比で考えれば、私もまずは無理せず完走する、ということを念頭に無理をし過ぎないことが重要である。バイクの後のランは、バイクのケイデンスの名残か、なぜかいつも速めなので、そこで「行けるじゃん」などと無理をせず、抑えるようにしていきたい。

(3)秋の大会に出るには、夏のトレーニングが必要
考えてみれば当然だが、それなりに苦労した。やはり今年は暑かった。普段なら諦めてトレーニングルームのランニングマシンで10キロほど走るところだが、トレーニングとして外で走る日々を過ごした。去年は夏暑くて全然走らなかったため、冬のマラソンまでに調子を上げる時間がかかってしまった。大会があるというのは、トレーニングに強制力が生まれて、私のようなものでもサボらず練習するからむしろいいのかもしれない。

(4)ロング・ディスタンスは「読み物」
今のところはそうかな、と思った。木曜から現地入りして、翌月曜日まで休むというのは、教職にいて、授業を持っている以上不可能だ。もちろん、他の方も経営者など難しい業務をこなしながら「ない時間」を創出しているわけだが、やはり授業をしないで出かけるというのはないかな…。
ふと、じゃあ「夏休み」や「春休み」にやっている海外のアイアンマンレースならいいのでは?と気づいてしまった。そして、同時に金銭面で難しいことも理解した。いやあ、どうかな。まだ「読み物」でいいや。とりあえず、翌週の九十九里。土曜日に仕事が入ってしまい、群馬を出発するのが前日の夜7時ごろになってしまい、現地入りは前夜の夜中になってしまう模様。そんな予定ではなかったのに・・・。ま、いいや。


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