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古江彩佳プロを通して知った、精神的・肉体的に安定感を得る方法

古江彩佳プロをご存知だろうか。

身長150cm台という小柄さ、
アメリカツアー平均でいうと
ちょっと苦しくなる飛距離ながら

実にあっぱれな闘いを続けている、
尊敬するプロゴルファーのひとりである。


僕はWOWOWで放送される各試合を
アマチュアのこの年齢の女にしては
舐めるように観ている方だと思う。

羽川プロや平瀬プロ、
メジャーにおいては岡本綾子プロの解説に
耳をそばだてている。

そこで痛感したことのひとつが

古江彩佳プロの
安定感は異常である、

ということである。

ゴルフというのは
緊張しているときに
興奮しているときにこそ
練習通りの動きが出来る、
ということが強さにつながっていく。


一打だけ速く上手く振れても意味がなく、
18ホール通して平均的に安定していること
が必須条件という厄介なスポーツである。


古江彩佳プロは
連続で大会に出場して疲労があったり
絶対緊張したりするような場面でも
いつもと変わらぬ表情とテンポで
ふわっとスイングして、
リーダーボードを駆けてゆくのだ。



先日の大会で
彼女がなぜそんなにも安定しているのかを
知ってしまうまでは、

もともとの気性なのかしらねえ
体力もあるのよねえきっと

くらいにしかとらえていなかった。

プロの世界は
産まれ持ってこれまで育んできた
フィジカルとメンタルの強さが
成績に大きく影響する。


ものすごくタフなプロについては
生来の持ち物なのだろうから、
アマチュアだったり
他のプロだったりが
そうやすやすと真似できるものではないだろう、
という認識で見ていたのである。


しかし先日の大会で
WOWOWの一問一答的な
インタビューに答えている
古江プロを観て
僕は衝撃の事実を知ってしまった。



古江彩佳プロは

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