7年ぶりの面接授業 パート1
非HSS型HSPと社会人大学生の日常を不定期に記事にしています。
7年ぶりに放送大学の面接授業に参戦…というか履修。
タイトルは
「長崎開港と初期長崎の住民」
長崎開港から江戸時代初期の長崎についてを学びます。
会場は長崎大学文教キャンパス内の学習センターではなく、長崎県立図書館郷土資料センター。昔は長崎県立長崎図書館がありましたが、図書館自体が大村(空港と新幹線の駅がある市)に移転したため県庁所在地の長崎市には分館という形。センター外&フィールドワークがあるのが履修のきっかけでした。
今回の面接授業の先生は活水女子大学の赤瀬浩教授。長崎の人ならNBC長崎放送のローカル番組Pintの長崎ディーパーというコーナーに不定期出演されているので観た方もいるかもしれません(NBCの公式YouTubeチャンネルにもあるんですが、見つけられなかった💦)。また現在TBS系で放送されている日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の長崎史監修をしています(サイトには名前ありませんが本編のテロップに名前が出てます)。
なお、授業で使用した資料等は転載、転写が禁止されているため私なりの考えと要約を記事にしていますのであしからず。
そもそも長崎って開港前はどうなの?
長崎が歴史の表舞台に登場するのは1581年の長崎開港。
長崎の歴史は小中高の授業では出島、島原の乱、原爆くらいしか思い浮かばないでしょう。が、長崎にも縄文時代から戦国時代が存在しています。私の住んでいる地域の隣に深堀という地区がありますが深堀貝塚があり、その近くには資料館があります。長崎市で唯一の城下町で武家屋敷跡が残っている場所も。また深堀はサッカー日本代表監督の森保一さんが小学校から高校までを過ごした地域で、私の職場の近所の長崎市役所土井首支所にサインが飾られている。
長崎の戦国時代
北部九州の戦国大名で思い浮かぶのは松浦(まつら)氏、有馬氏、大村氏、龍造寺氏ではないだろうか。最初に述べた松浦、有馬、大村氏が大名化し「有馬氏VS龍造寺氏」の戦いが激化していき、取り残された大村氏が自身の生き残り戦略をやっていくのである。
有馬氏から純忠を養子にもらう。
大村氏の実子実明は武雄後藤家の養子に。
そこで純忠と有馬氏が同盟を結んで龍造寺氏に対抗する→バチバチの内紛→龍造寺氏強大になりすぎていた→さあどうする?
となった。そこで純忠は当時平戸にいたポルトガル人と手を結ぶことにして自身も受洗しここでキリシタン大名の大村純忠が誕生することとなる。
純忠が受洗したころにはすでに平戸は開港していてそこにはポルトガル人がいたのだ。ポルトガルは日本へ渡る宣教師に「日本でキリスト教を布教してほしい」と約束をしていた。が平戸の松浦氏はキリスト教布教を禁止していた。
そんな時に「宮の前事件」が起こった。
純忠は横瀬浦を(現在の西海市西海町横瀬)を新しい貿易港として開港。南蛮船を受け入れることの条件が純忠の受洗だった。
横瀬浦
平戸に入港できなくなった船は横瀬浦に入港することとなる。
対岸の八ノ子島には十字架が今も残っている。ルイスフロイスが最初に降り立った地でもあります。
横瀬浦は長崎の出島が作られる前の南蛮貿易港として栄えたもののその期間は短いものだった。内輪もめで開港して一年後には灰になってしまった。
7年前に一度横瀬浦に足を運んだことがある。その頃は歴史にそこまで興味はなかったものの八ノ子島の十字架は印象深い。
一年しか稼働しなかった横瀬浦にはその時代を物語るものは存在しなかったと記憶している。その頃は歴史にそこまで興味がなかったのでただ眺めるだけの場所だったかもしれない。
横瀬浦なき船の入港先は
福田というところは地図を見てもらうと解るのだけど、角力灘という外海に接している。横瀬浦とは違い外海は天候が悪くなると波も高いし松浦氏が攻撃していることでもわかるかと思うが攻撃されやすい。もし福田浦が攻撃されなくて今も残っていたら長崎はどのように存在していたのだろうか。松浦氏が攻め込んでくるくらいだから南蛮貿易はかなりおいしいものだったのではないかと。
これまでが長崎開港までを私なりに簡潔にまとめたもの。
面接授業1日目の半分くらいかな。
とりあえず今回はここまで。
今は放送大学の通信指導の提出期間になっています。
今学期から一部の科目を除いてほぼウェブでの提出となりました。
私は一学期に飛ばした放送授業のみなのですが、記述式・添付ファイルでの提出となっています。
Wordに復帰して日も浅くファイル系統は恐ろしいほど苦手です(文字入力だけなら何の問題もない商業科卒業の人)。
頭の中ではある程度の解答は固まっていますがそれを文字に起こして、原稿用紙にまとめて(文字数管理には役に立つ)という作業があります。
自宅だと全くといっていいほど勉強しない人間ですがある程度のことならスマホのメモ機能を使っていけば何とかなりそうです。業務中に突然解答というか言葉が下りてくることもあります。
文章もです・ます。調と、だ。調と混在していて申し訳ありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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