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note公式マガジンに選ばれました【創作メモ】花言葉

画像は作品に出てきたタイヤみたいなグミ。

下記の作品【掌編小説】「花言葉」をnote公式マガジン「#小説 記事まとめ」に選出していただきました。2日くらい通知が止まらず驚いております。タイミングが良かったのでしょうか。

ともかく、お読みいただいた方はありがとうございました。
私が人生で初めてネットにアップした小説です……!

この作品の創作メモです。
(読まなくても特に本編には差し支えありません)


小説自体は学生時代から長い間書いてはいたものの、ずっと主に知人に読んでもらっていてネットにアップするのは人生初だったので緊張しました……

私はゼロから1を生み出すことができなくて、たいてい自分の記憶から色んなものや人を引っ張り出して抽出して小説を書いているみたいです。
繭ちゃんも森本くんも昔出会った人の中にもしかしてあの人がモデルかな? と感じている人がいます。ほとんど話したことないけど……。

元ネタというか花の名前を男に教えるっていうのは私の好きな川端の「掌の小説」からですが、あれは曼殊沙華だから女の情念的な怖い話って感じがしますね。日本文学好きな方はすぐ分かったと思います。

実はこんなに短い小説を書くのが初めてでした。この小説は2000字くらいですが、普段は5000~2万字くらいのものを書くことが多いかな。
noteの特徴としてどうしても横書き+スマホで読んでいる人が多いので短いものの方が読まれそうな気がして、極力描写と説明は減らしてさらっと書いてみました。

Wordで書くときは必要ない部分に空白行は入れないのですが、noteはどうしてもぎゅうぎゅうだと読みづらくなってしまいます。
「どんな感じで空きを入れてるのかな?」って友人の小説を見に行ったりしました。

私は学生時代、教授に紹介されて某国立研究所で半年くらい繭ちゃんみたいな感じの雑用のアルバイトをしていました。
私はとろいので学生の王道飲食店のバイトはとてもできる気がしなかったのです。生まれ変わったらおしゃれにスタバでバイトしてみたいものです……。

研究所は静かで居心地が良く、将来こんな所で働けたら最高だなと思っていました。
しかしデータベース作成をしていた研究職の方々がみんな院卒にもかかわらず1年契約の非常勤だと知って「厳しい世界なんだな……」と感じたのがこの作品に出ているかも知れません。
今回の作品にはアルバイト経験をあまり活かせなかったのでまたいつか、別の形で書ければいいな。

大学生の文芸作品ってまだみんな人生経験が少ないので高校生~大学生の恋愛ものを書きがちなんですが、それから時間が経って色々な経験をしたぶん少し書けるものが増えてきたような気もします。

少し前にアイドルの作品を書いたことがあったのですが、ふと、しばらく執筆はせずにふらふら遊んでいたからこそ色んな人と出会ってこの作品を書けたのかな、遠回りしているようで、人生において無駄な時間や経験って実は何もないのかもなあと思ったりして。

今年も長編を書きたいと思っていたのですがプロットがめちゃくちゃすぎて不安を感じていたところで、ちょうどタイミングもありこの作品を公式マガジンに選出していただき少しだけ自信に繋がりました。
また色々書いていきたいので、お読みいただければ嬉しいです。








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