異次元緩和と呼ばれた金融緩和政策【気になった記事のメモ】(274)

♯20241208読売朝刊.文化.書評

○「異次元緩和の罪と罰」山本謙三

○目標の物価上昇率2%には全く到達せず

○中央銀行(日銀)が抱える巨額の国債と超低金利による金利機能の喪失

○日銀が超金融緩和のもとで行った国債買い入れは事実上の財政ファイナンス
 ⇒財政規律の弛緩による財政の肥大化と悪性インフレ、ひいては財政危機の原因となる

○超低金利は、生産性の低い企業を温存させ、経済の新陳代謝を阻害する
 ⇒イノベーションが起きなくなり、経済の生産性を低下させる

○異次元緩和は、勢いに任せて熟慮を欠いた歴史

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