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時代遅れの園は 子どもと先生は成長しない


私は職業柄、園訪問や見学をさせていただくことがあり、子ども達の活動や先生の指導を見ていると、「時代遅れだなぁ~」と思ってしまうのです。

しかし、その原因はトップにいる理事長、園長が原因なのです。

理事長や園長が時代に合った保育・教育を進めているなら自然と子ども達も成長することができ、職員も楽しく時代に合った知識や高度な技術を持って働くことができます。

ではなぜ、ここまで時代に合った保育・教育が大切なのか?そして改善するにはどうしたらいいのかを解説していきたいと思います。

時代に合った保育・教育とは?


時代に合った保育・教育とは、現代の変化に対応した方法を指します。

例えば、ガラケーからiPhoneへ進化したように、時代は常に進化しています。

この進化に伴い、私たちの生活様式も変わり、技術や情報の進化により、私たちは新しい時代に適応する必要があります。

そのため、保育や教育も同様に進化し、子ども達が現代の社会で生き抜くための知識やスキルを身につける支援が求められます。

つまり、時代の変化に応じて、保育方法・教育方法の内容も常にアップデートすることが重要なのです。

時代に合った保育・教育の必要性


現代社会は技術の急速な進化に伴い、私たちの生活様式や価値観も変化しています。例えば、ガラケーからiPhoneへの進化は、その一例です。

このような変化に対応するためには、保育や教育も進化する必要があります。

現代の子ども達は、将来の社会で活躍するために、新しい技術や情報に触れ、それを活用するスキルを身につける必要があります。

そのため、保育・教育の現場では、最新の技術や情報、知識を取り入れ、子ども達が現代社会で必要な知識やスキルを習得できるように工夫が求められます。

また、柔軟な思考や問題解決能力を育てることも重要です。

時代に合った保育・教育は、子ども達が未来で直面する様々な課題に対応できる力を養うための基盤となります。

技術の進化と教育・保育の変化

技術の進化に伴い、保育方法・教育方法も変わる必要があります。

例えば、ガラケーからiPhoneへの進化のように、保育・教育も新しい技術や知識、関わり方に対応することが求められます。

現代の子ども達は、将来の社会で活躍するために、最新の技術を使いこなすスキルが必要です。

そのため、保育現場・教育現場では、新しい技術や知識を積極的に取り入れ、子ども達が実際に使える知識やスキルを習得できるように工夫することが重要です。

時代の変化に応じて、保育・教育も進化し続けることが、子ども達が現代社会で必要なスキルを身につけ、自信を持って未来に向かうための鍵となります。

子供たちの未来に向けた支援

時代の変化に応じた教育・保育は、子ども達が未来で直面する課題に対応する力を育てます。

現代社会は急速に変化しており、子ども達が将来必要とするスキルも変わり続けています。

そのため、保育や教育の内容を常にアップデートし、最新の知識やスキルを提供することが重要です。

具体的には、問題解決能力や柔軟な思考などが求められます。

これらのスキルを身につけることで、子ども達は変化に適応し、将来の社会で自信を持って生き抜く力を養うことができます。

保育や教育現場では、時代のニーズに応じたカリキュラムや教材を導入し、子ども達が未来に向けて準備できるように支援することが大切です。

現場で必要とされる新しい保育・教育現場


普段から子ども達と関わっていく中で思うことが、「自己判断をしない」「自ら問題解決ができない」「友達と話し合うことができない」など様々な課題があります。

これは、子どもが成長して社会に出ると必要なスキルになりますが、現代の子ども達にはこのスキルがついていません。

スキルがついていないと社会に出たとき困るのが子ども達自身です。

しかし、これは子どもに責任があるのではなく、保育・教育をしている保育者が問題なのです。何が問題なのか?解説していきましょう。

見守る保育

見守るという言葉は「放任」ではありません。
「やってあげる」の対極にあるこの言葉が保育の現場で使われるようになった背景には、従来の母親に近づく乳児保育や、認知を優先して子どもに何かを教える保育から、子どもが自ら発達していく環境を整える保育へと変わる必要があるからです。

まずは、「見守る」という言葉は2つに分けられます。

「見る」ということは?


一人ひとりの子どもに丁寧に関わり、一緒に遊んで一生懸命に見守ることが、これまでは良い保育者とされてきました。

しかし、それが本当に子どものためになっているのでしょうか?子どもの発達にとって良いことなのでしょうか?

子どもを「見る」ということは、先回りして子どもの欲求を察知することではなく、子どもの発達を見極めることです。

子どもの行動をよく観察し、その子が今どの発達段階にあるのかを理解し、将来の発達の見通しを立てることが求められます。

ここでの「見る」とは、「目で事物の存在をとらえる」や「視野に入れる」といった意味ではなく、「観察し」「判断する」という意味です。

「守る」ということは?

「守る」ということは、子どもを援助し、その発達を助けることです。

子どもの代わりに何かをしてあげたり、困難から遠ざけることではありません。

直接大人が手を出すのではなく、子どもに様々な経験をさせ、その中で子ども同士の関わりを通じて自ら問題を解決する力を発揮させるために、一歩引いて子どもを見守ることです。

常に子どもと密着して一緒に遊ぶのではなく、意識的に少し離れた場所から子ども全体をよく観察することが重要です。

それは、いつ、どの子を守らなければならないか、一人ひとりの子どもが発するサインを見逃さないためです。必要以上の援助をすることは、子どもの能力や発達を妨げることになります。

しかし、子どもが助けを求めるサインを出しているときには、適切な援助を提供することが大切です。

これが「守る」ということです。

昔ながらの保育をしている園は成長しない理由


次に、昔ながらの保育・教育を続けている園では、子どもや先生の成長が妨げられる理由について説明します。

現在の保育は5領域で構成されていますが、かつては6領域でした。

なぜ5領域に変わったのでしょうか?それは、時代が進むにつれて、子どもたちの発達過程や成長の姿が変化してきたからです。

時代の進化に合わせた保育を行わないと、子どもたちは現代のニーズに対応できないまま成長し、社会人になってから困難に直面することになります。

この責任は、時代に合った保育・教育を取り入れない園長や理事長にあります。

時代に合わせた教育を提供することが、子どもたちの健全な成長と未来の成功にとって不可欠なのです。

軍隊みたいな園

時代に合った保育・教育を取り入れない園長や理事長がいまだにいます。

彼らが古い教育方法に固執し続けることで、子どもたちの健全な発達が阻害され、将来の可能性が閉ざされてしまうのです。

例えば、「ピアノの音に合わせて後進の練習をする」、「集団行動から外れたら怒られる」など。

しかし、教育現場は常に進化し、子どもたちが現代の社会で成功するための知識やスキルを提供する必要があります。

保育や教育の現場では、子どもたちが自ら考え、問題を解決する力を育てる環境が重要です。

軍隊のような厳しい規律ではなく、子どもたちが安心して学び、成長できる環境を整えることが求められます。


歴史を大切にし過ぎる園

「歴史を大切にし過ぎる園」とは、施設や地域のアイデンティティを守るために歴史を重視する一方で、現代のニーズや技術進歩を取り入れるのが難しくなる状況を指します。

例えば、古い建物の保存にこだわり過ぎると、安全性や利便性が損なわれることがあります。

また、園の歴史を大切にする教育が強調され過ぎると、新しい学びのスタイルが取り入れにくくなります。

特に子ども達の発達支援には最新の技術が必要です。

歴史的価値と現代のニーズのバランスを保つことが重要で、柔軟な姿勢を持ちながら、双方の価値を尊重するアプローチが求められます。

まとめ


時代遅れで、子ども・先生が時代についていけないのはトップでいる理事長や園長が現代に合った保育・教育を取り入れないことが原因です。

時代に合った保育・教育は、ガラケーからiPhoneへの進化のように現代の変化に対応するもので、子ども達が現代社会で必要なスキルを身につけるために重要です。

見守る保育とは、子どもを観察し、適切な援助を提供することで、自ら問題を解決する力を育むものです。

これにより、子ども達は未来で直面する課題に対応する力を養うことができます。

昔ながらの保育を続ける園では、子どもや先生の成長が妨げられ、現代のニーズに対応できないまま成長することになります。

歴史を大切にすることも重要ですが、柔軟な姿勢で現代のニーズに応えることが求められます。

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