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【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと⑪

女流作家で関西出身で、じゃあ好きやん。

いやいや、柄にもない文章に
なってしまいましたね、前回は。
お恥ずかしい限りです。w

というわけで原点回帰、
今回からまたいつものように
ご陽気に器をご紹介したいと思います。w

なんだか無理やりバカみたいな
キャッチを冠した感もありますけど、
あながち間違ってはいないような気も。

女性作家で関西出身、
私この組み合わせに弱い気がしています。
別に意図しているわけではなく、
完全に振り返ってみれば、なのですが。
関西出身の男性にとって、
逃れられない呪縛、のようなものでしょうか。w

美味しそう、の価値観が近いのは大切だ。

東京に出てきて感じるのは
やっぱり食の好みの違い、ですよね。
味付けにおいては昔ほど極端な違いは
なくなったのかもしれませんが、
やはり食文化の違いというものはあるもので。
桜餅しかり、卵焼きしかり。

私が感じる一番わかりやすい例は、
こちらはマグロが王様なんだなーということ。
ま、サーモンを除けば、ですけれど。w
関西はやっぱりタイが一番じゃないでしょうか。
なので、東京で高級な回転寿司?に行くと
その値付や素材そのもののクオリティに
かなり違和感を覚えます。

なので、どこに美味しそう感、
大げさに言えば豊かな食生活、
そして良きライフスタイルを感じるのか、
というのも微妙に異なるのではないか、と。

そういう文化的な価値観や波長みたいなものが
私の場合は関西出身の女性作家さんと合う、
ということなんでしょうか。
え、男性作家はって?いやいや、そこはね、
譲っときましょうよ、女性に。w
関西の男性は、みんなオカンに弱いので。
ま、別に私が女性に弱い、でも良いですけど。w

どえらい前置きが長くなりましたが、
今回の作家さん、三重県で活動中の
玉置りささんです。

少なくとも関西出身の私には、
とてもいい味わいの器だなーという印象が。
造形的に大きな特徴はないのですが、
ちょっとした工夫やこだわりが効いていて。

呑み口に、やや不均等に並んだ縦の筋や
渋めの金色の釉薬やそのかかり具合など。
まるでキャラメルソースや
黒蜜がかかったスイーツのようで。
あなたはいかがですか?

あなたの感性の胃袋をつかむのは、どれ?

器の高さは約75mm。
何でもたっぷりと注げるサイズ感で、
上部の突起がほどよく手にかかり、
使い勝手も上々です。

そしてなにより、飲み物はもちろん、
どんな料理、そして食卓にも合いそうな
ユーティリティぶりが
この器の最大の魅力かと。

そんな自分自身の嗜好とのフィット感は
ほんとに人それぞれ。
だからこそ、陶器市に出かけて
自分に合う器を見つけてほしいのです。
何で、どこにピンとくるのか。
自分も知らないような発見があるはずですから。

ま、一番わかっている気になっているけれど、
実は自分自身のことをあまりよくわかっていない、
なーんてことはよくあるので。w

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