2024/10末 今月のデッサン+スケッチ練習状況 見たまま描けない物をどう描けばういいのか?
今回は、自称芸術家の雲です。
今月も早いもので月末が近づいてきました。デッサン練習の続報になります。
記事の後半で、先週スケッチに行ったときの絵を載せてます。
下記のリンクは先月末時点のデッサン状況です。
1.今月のデッサン
先月から、影をディフォルメして描くのにこだわってます。
ライトは複数方向から当たっているので、見たまま描くと影が複数方向にできます。
そのまま絵にすると違和感のある絵になります。
絵は目に見える一部だけを切り取って描くので、どんな部屋で描いているとか、ライトがどこから当たってるとかは絵に入らないので工夫して描く必要があると最近わかりました。
よって、描く場合は右側からのみライトが当たってることにして描いてます。
最近はあまり目に見えた違いが出にくいですが結構苦労してます。
上部の側面のスイッチは毎回、上手く描けず悪戦苦闘してます。
これが先月末に記事にした絵です。
先月はスチームの下部の影が左右どっちも描いてましたので何か違和感がありました。
2.久々のスケッチ
先日、キャンプをしました。
いつもは、キャンプの午後はテントの中で昼寝をしたり、動画編集をして過ごすのですが。
今回はスケッチをやってみました。
一度、滝を描いたのですが岩など描けずに惨敗で今回は、描きやすいと思って木を描いてみました。
モチーフは、テントの中から見える木にしました。
まず、スマホで写真を撮ります。
下記の写真を参考に、縦長の長方形で、ポールや天井、ランプ、桜の木などの位置と画用紙の位置を合わせます
最初から構図は、テント(正確にはタープ)の中から見える景色と決めてました。
ポールなど定規を使って線を引きます。
ランプを描いて焚火台を描く頃から、スマホの写真の焚火台と、目で見る焚火台の大きさが全く違って見えるのです。
ポールの先端を目で見ると圧倒的に大きいのです。
どうも人間の目は、スマホほど視野角は広くないです。
ランタンを見ると、大きく見えて全体が見えない。
目で見えるものと、記憶に残っている周りの景色が頭の中で結合されて、視野角が相当広く感じますが、それほど広くない気がします。
スケッチをして自分の視野角がおかしいのかと調べました。
一般的に人間の視野角は両目で180°と言われていますが、意識して広く見る眼球の動きです。
どうも、人間の目は目的に応じて視野を調整できるそうです。
・普通に目で部屋となど見る→90°
・意識して人の全身とか見る→40~60°
・集中して見る(スケッチで枝を見たり、車の運転やディスプレイ)→20~30°
どうも、目で見える物体がやたら大きく見えます。しかし記憶に残っている全体像から物体は小さいです。
当初決めた構図がズレます。
スケッチの上手な人は、この景色全体の記憶としてとらえる能力が優れている気がします。
普段描いてるスチームは小さいものは、目と記憶が一致するので描きやすい。もしくは毎日描いているので、目でなくて記憶だけで描ける。
目で見て頭の中で消化して、記憶だけで描くというのが難しいです。
デッサンとはモチーフを見ながら、頭を使わずにそのまま手を動かして描くと思ってました。
結構、脳をつかいますね!
まあ、考えても仕方ない。
屋根の布を描いてみます。
どう描くかわかりません。微妙にしわのある布です。
色塗ります。鉛筆を寝かせるように塗ります。
しわの線を引いて上から塗ります。
なんか、布の質感がでないですがもういいか 笑
木を描きます。枝を描いてると、どの枝を描いてるのかわからなくなります。
もう幹に近いものは描いて、他の枝はテキトーに描きます。
枝の先に葉っぱがたくさんあります。
細い芯で、小さく葉っぱを描きます。
葉っぱを10枚ほど描いて思います。こんなペースで描いたら一日中描いても終わらないですね。
大きい枝まで描きます。
次は地面。
どう描く?
遠くの黄色い花は、小さすぎで描けない。
ざっくり、ひとまとまりに描く?
細かい部分が描かないようにしようか
それって、漫画のような描き方だけどいいのかな。
まあ、いいかと漫画風に描く。
しかし、目に見えるのは一枚ごとに葉っぱは見える。
目に見えるものと、描くもの違うので、どう描いていいのかわらない!
とりあえず、木とか人工物は見たまま近い感じで描きました。
他も見たもの、描きやすく脳内変換して描きました。
なんか変、絶対変。
やはり、葉とか草を描く方法があるはず。
勉強しなおしだ。
3.今後の課題
今月の気づき
・目に見える物でそのままで描けない物は、たくさんある。
・見たまま描けないものを、どう描くかで初心者と上級者の差が出る
なんと、デッサンもスケッチも同じ壁にぶつかった気がします。
「見えたものをそのまま描けない時は、どのように描く?」
今頃、わかったのかというような話かもしれません。
今回はたまたま、「影」、遠くの「葉っぱ」と「草」でした。
水なども同じかもしれません。
想像して、おおまかに描くとか、細かくトコトン描くなど手法は人の数だけあると思います。
影は一度、ライト当てて確認したほうがよいのかもしれませんが、クッキリした影を描くと臨場感がなくなるとか。
まあ、焦っても仕方ないし、気づいたことが正しいのかもよくわからないので、練習して確かめてみます。
ということで、練習すればするほど難しいと思ったところで今回のお話は締めさせて頂きます。
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。