#6.ロンドン🇬🇧唯一の演歌歌手に会ってきた
自己紹介
初めまして!
私は、海外で働く日本人の方に直接お会いし、その方達の”働き方・生き様”を取材し、自分なりに発信している大学生です。
ネットから得られる情報ではなくて、
今の私がその人その人に聞きたい質問を投げかけています!
”海外で働いてみたい人。新しいことに挑戦したい人、今まさに挑戦している人。
自分の迷っている人。”
私の記事を読んだ全ての人々が、笑顔になれて、勇気が出るようなきっかけに、少しでもなれたらいいな。と思って書いてます。
インスタグラムにも投稿してるので、覗いてみてください。https://www.instagram.com/holaaa___1026
今回のお相手は?
今回も引き続きロンドンで。🇬🇧
英国で唯一の演歌歌手、望月あかりさんにお会いし、インタビューしてきました!!
https://www.youtube.com/@akarimochizuki6055
会いたかった理由
私がモッチーこと望月さんに会いたかった理由。
YouTubeで、”ロンドン 日本人 ”と調べていたら、モッチーさんの動画が目に止まりまして。
https://youtu.be/-_uv3jbwhIo?si=S-RpDoAgiPnorrJc
プロフィールを見ると、
”英国唯一の演歌歌手”ということを知り。
なぜ演歌✖️ロンドン!?と興味が湧いたからです。
モッチーにインタビュー開始!
そんなモッチーにインタビュー開始。
山口県岩国市出身出身のモッチー。
なんと、父親が演歌の大大大ファンで、3歳の頃からマイクを握っていたそう。
なので、演歌の道とかは考える暇もなく、もう演歌まっしぐらの幼少期。
そして、母親には、漠然と
「自分の娘には将来、海外に行かせてあげたい!」
という思いがあったそうで、英語のテープを聞かせてくれていたと。
そのおかげで小さい頃から英語に対して自信がついていたそう。
もう幼少期から演歌+英語という道が出来上がっていたのですね、、、!
でも、途中で演歌を嫌いになったりしなかった?
なんと、モッチー。
演歌を嫌いになったことは一回もない!!!
もちろん指導は厳しかったけど、楽しくてしょうがなかった。
だから、演歌を辞めたいと思ったことはない。と断言。
でも、なぜ渡英の道に?
学生時代は英語と演歌を続けながら過ごしたモッチー。
高校卒業後は、東京にある留学専門学校に通いながら、当初はアメリカの大学進学を目指して日々単位の取得に奔走していたそう。
大学の進路を決める時期に、クラスメイトがイギリスのアートに興味があるから、その説明会についてきてと。
アメリカへの進学を決めていたため、あまり興味がなかったものの、仕方なくついていった説明会。
その説明会で、モッチーに大きな大きな転機が!!!
そこで聞いた、イギリスの大学の校長先生のスピーチ。
まさかの、
なーーーーーんも聞こえない。
初めて聞く”イギリス英語”に大ショック。
これまで習ってきたアメリカ英語とはかけ離れた英語に遭遇し、
この18年、自分は何してきたんだろう。。。。
と、大のカルチャーショックを受けたそう。
その時に、ふと、
「英語を極めたいなら、イギリス英語を学ぶべきでは?」
と思ったそう。
そんな訳で、イギリスへ行くことを決意。
渡英してどうだった?
一年目はめちゃくちゃ苦労した。
自信のあった英語が聞き取れない、
実際の英会話というものは教科書のどこにも乗ってないということに気づいたそう。
演歌歌手になるまでの道はどんな?
渡英して1年目にケンブリッジで演劇を学び、
2年目にはロンドンで現代音楽を学び、その後イギリスで就職。
働いた先は、日系の出版社での営業。
演歌歌手の夢はまだ諦めていなく、忘年会などで歌い続けていたそう。
そうしていると、上司が歌のオーディションを進めてくれ、
そのオーディションのおかげで、
大きな舞台でショーをさせてもらうことに。
初めてのロンドンでのショーデビュー。
そんな晴れ舞台で、ミラクルが。
たまたまその日のお客さんが、なんと、駐英の日本大使。
しかも大の演歌好き!!!
モッチーがその方の前で演歌を歌っていたら
ドンピシャで気に入ってくださり。。。
その年のジャパン祭りに出れることに!!
そして、演歌歌手としての道が開き、あれよあれよと今に至る。
日本と英国の違いは?
日本は輪があって、その輪を乱すことはあまり良くないことだとされる。
けど、イギリスは輪というものはない。
個人がただの点。
みんながみんな、好きなように生きていると。
日本だと、自分の意見を堪えて、言わない方が良い場面がたくさんある、
こっちは意見を持たないことが悪い。
あの人と同じですとは絶対言わない。
その分まとまらないけど、皆がストレスなく自由に生きている。
イギリスで働くって大変じゃない?
海外での生活は言葉や文化の壁もあり、苦難の連続だったそう。
でもそんな中でもイギリスの文化や人々の考え方に共感することがどんどん増えてきて、現在はイギリスのことを自分自身の故郷のように感じているそうだ。
依頼される仕事の内容も様々であるときは一度に8つの仕事を抱えていた時もあったという。
現在は演歌歌手、司会、通訳・翻訳業務に加えて、フルタイムで英系企業にも務めているということで、マルチに世界各国を飛び回っている。
仕事で疲れない?
これらの仕事、
モッチーにとっては全部がメイン。
どれも、私にだから頼んでくれている仕事。
そう思えるから、なんとか答えたい気持ちの方が強い。
疲れるよりも楽しいの方が強い。
こだわりは?
そんなモッチーのこだわりは、
”どうせやるなら全力で!”
一時期、声が3週間出なくなったそう。
その時に、猛反省をし、
自分が後になって後悔しないように生きようと思うように。
どうせやるなら、どの仕事もベストを尽くせるようにすることが、
モッチーのこだわり。
最後に
ジャンルを超えた仕事を複数同時にてきぱきとこなしながら、
実はまもなく成人する一人息子も女手一つで育てているというシングルマザー、もっちー。
当日も、仕事の合間を縫って私と会ってくれました。
でも、そんなに忙しくても、全然辛くなさそう。
むしろ楽しそうに生きていて。
私は、こんな働き方もあるんだと学んだ。
それって、自分で選んだ道だからなのかも。と思う。
誰かからやらされている仕事じゃなくて、自分がやりたいからやっている。
そんなパワーをモッチーから感じる事ができた。
望月さん、本当にありがとうございました!
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