社畜ポッターと初めての週末
もうすぐゴールデンウィークだが、皆さまいかがお過ごしだろうか。この日記はやや遅れてアップしている(つまり私の筆がおそいということだ)ため、時は4月の初週にさかのぼる。そして言うまでも無いが、弊社に祝日休みなど存在しない。GWナンソレ?
まず初めに、世の社会人の皆様に多大なるリスペクトを表意する。社会人になって初めての休日を過ごしたが、端的に言って、短すぎる。この間など帰宅後すぐ届いた家具を組み立てていたのに「もうこんな時間!?明日仕事だ、寝なくては!」で終わった。労働中は、時があんなに長く感じるというのに、休みは儚く短い。これは如何なることだろうか。
4月上旬ということもあり、就職先の本社研修を受けていた大学時代の同期Kがいたので、会って近況報告し合うことにした。Kとは大学時代の部活動で共に汗を流した戦友である。
会うとすぐ、どこかソワソワしていた同期は「聞いてくれ、うちの会社御礼メールあんねん」と切り出した。
御礼メール!!!!!
御礼メールは我々にとって過去の重苦しい思い出そのものなのである。
Kと私が大学時代に所属していた部活は上下関係が厳しく、先輩には自分の身を投げ打ってありとあらゆる礼儀を尽くした。その礼儀の中に「御礼メール」というものがあり、先輩方を招いたイベントの後には、各自で一人一人「御礼メール」を書く必要があった。1回10〜20通ほどで、具体的な内容を書くのは厳禁、冒頭と末尾の文を除いて10行以上。先輩同士が後輩のメールを比べてチェックしていたことがあり、コピペやテンプレは禁止。部活は21時を過ぎて終わり、私はへとへとの身体で1.5時間かけて実家に帰る中書いたものだった。打ち上げで飲み会があった日には、帰ってから日を回っても御礼メールを書いていた。
帰りが遅くなればなるほど、御礼メールのことが心に引っ掛かってならなかったが、
その苦々しい御礼メールが、役に立つとは!!社会では意外と当たり前なのかもしれない。
10行以上も書いて誰が読むのだろう。内容より熱意を測るものなのか。Kの同期社員達は40分苦心してやっと2〜3行書いたレベルだったそうだ。考え事は尽きない。
時代錯誤な部活に入ったものだと思っていたが、世間では一般的なのだろうか。それとも、Kは強制で御礼メールを書かされたそうだが、またもやKが時代錯誤な企業に入っただけなのだろうか。
皆様に問いかけるとともに、私も過去の経験を糧にしたいと思うのであった。
※この話はマジの実話です。
私は御礼メール貰えると嬉しくはありますが、強制されたメールに何の意味があるのかとも思います。
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