知らぬが仏。明るい人生を歩めるか
今日の昼休憩に、noteで人の日記を見ていたら、自分のアカウントに通知が2つ付いていることに気が付いた。
ありがたいことにこれまで書いた記事にハートを押してくれる方がいて、
そのハートの通知か、実績バッジの通知かどちらかだろうな、と思った。
でも、もしこれが私の知らない内に書いた記事が炎上していて、それに付いたコメントだったりしたら・・・?と思うと怖くなった。
よくツイッターで「朝起きたら通知がヤバかった。まさかバズるとは」みたいなツイートを見るが、それって本人からしたら相当怖いんじゃなかろうか。
みんな基本的に炎上すると思わずにツイートしている。
(炎上するぞと思ってツイートしているのあればそれは計画的犯行。俗に言う炎上商法?)
そんな中で突然何万、何百万の通知がアプリからきたらどうだろう。
自分のツイートが炎上しているか(表面的には)良い意味でバズっているかなんて開いてみるまで分からない。
夜に友人とふざけて遊んだ内容を何気なくツイートして寝て、朝起きたらツイッターの通知が大量に来ている。「お、めちゃくちゃ通知きてる。これワンチャンバズったか!?」とワクワクしながらツイッターを開いたら、自分の言動が炎上している様を見たら、大抵の人は阿鼻叫喚大横転大嘔吐大側転だと思う。
ただ、これを本人が知ることがなければ、本人はずっと炎上とは無縁の人生を歩めるわけだ。それってすごいよな、と思う。知らぬが仏か。
例えば、自分のツイートは大炎上しているが、当の本人は該当のツイートの直後にツイッターに飽きてログアウトしていたら。
数年後かに思い出してツイッターを開いたら、祭りが終わって人が散った後の神社とか公園みたいな空気が漂っているだけ。
当時一時的に増えたフォロワーは激減し、その半数は数年前に自分を引リツで叩いたまま更新が止まっていたり、フォロワー欄は初期アイコンのままのアカウントばかりになっていたりするのかもしれない。
その変遷を知っているのは当時の野次馬だけ。
そして当人は案外ちゃっかり「もう使わないし」と思ってアカウント消したりして。
嫌な栄枯盛衰物語。本人は栄も枯も盛も衰もを知らなくて、何千、何万の赤の他人、野次馬だけがそのツイートをめぐる栄枯盛衰を知っている。
それって何だか怖いな。