3回目の過呼吸
過呼吸になったことは過去2回。
いずれも怒られた時だった。
小学校高学年の頃、習っていたバレーで一回。
心臓がズキズキと痛んで、それが当時史上1番痛くて長引いたために救急車で運ばれた。(なお心臓の件については原因不明)
それと母親に怒られた時の一回。
なんで怒られたかは忘れた。なんか毎日のように怒られていた気がする。
説教の時間が長い方だった。
親にも、監督にも、「怒られたから」を強調され、まるで都合が悪くなったからとでも言いたげだったけれど、違うんです。
だったら普通に泣きます。過呼吸になるぐらいなら。
自分が納得して怒られるならまだわかるんです。
なんで怒られたか忘れたとは云ったけど、自分の言いたいことが言えなかったという思いがあったということだけは覚えている。
反論したいけど、流さなきゃまだ説教が長引く気がして、
早く終われと思ってまた焦るあの圧迫感。
いつもなら怒られてる時は声が掠れて小さくなるのだけど、もうその状態になったら投げやりに全部頷いて早く終わらせて欲しくなる。
苦しくて、早く終われって。とにかく終われって。
その時、気づかないうちに息を止めてたんだろうな。
めちゃくちゃ苦しかったから。
(救急車の件もあって、一度自分のipodで調べたら、パニック障害だと検索がかかったけれど、まぁ一度だし、と思ったんで当時は気にしなかった)
勉強について怒られた今夜の話。
自分でも危ういと思っていて、昨日から心を入れ替えて頑張ろうとしていた矢先に、結構ぐちぐちと言われた。長時間というより、二、三回に分けて5分ずつ。
「やってる」と反論しようとしても、畳み掛けるように否定されるので
「あぁもう何云ってもダメなんだ」と諦めた瞬間に喉が閉まっていった。
泣き始める時のアレじゃなくて、なんかもう涙は勝手に出てたけど、もっと言えばよだれだって出てたけど(汚いな)、息苦しい感じ。
立ってられなくて、座り込んで、手首付近から手のひらまで、痺れたようになっていて、うずくまって息が整うのを待ってた。
深呼吸して大丈夫だと思っていたんだけど、母親が二階に行った音がした後から、ちょっと苦しくなり始めて、しばらく頑張って立ってはいたのに、またすぐに崩れ落ちてしまった。苦しいというより、勉強ができない自分というより、ただただ怖かった。何に怯えてるのかって問いかけられても困る。
なんでだろう、とても怖いと思った。
その時、親と監督に言われたことを思い出して、まず最初に自分の過呼吸が嘘なんじゃ無いかと自分の体を疑ってしまった。苦しい様子を見せたいだけなんじゃ無いかと、自分のことを責めてしまった。それも助長させたのだろうか。
荒い呼吸が、演技なんじゃないかなんて、自分のことを疑うなんて、なんて寂しい奴だよ。なんて惨めなんだ。そんなに信用がないのか。
周りが1番正しいなんて思ってるから過呼吸が起こっちまうんだろうが。
パニック障害で間違い無いんだろうか。
結構限定された条件下で症状が起こるわけだから、特に受診の心配もない。
やっぱり、子供の頃に過呼吸になった時は必死すぎてわからなかった、状態の条件やら感覚がわかってきた気がする。
全然嬉しくはないけれど。
変なところで冷静になってるのに、体はいうことを聞かない感じで、一人で治めるのは苦労した。
俺の意見は聞いてもらえなかったな、結局な。
勉強、頑張れないかもしれない。
頑張りたいと思って、休み時間とか教材とノート広げてたんだけどな。
ちょっと苦しい。
怖い。無理だ。