連載「君の見た空は青いか」第7話
↑前回分です。2話のスキいいねありがとうございます!!
場所 美紀の部屋
部屋に案内された。部屋は綺麗に整頓されている。女性の部屋という事あり圭太は緊張してた。
美紀「女性の部屋は初めてですか?」
圭太「ええ…まぁ。」
美紀「緊張しなくて大丈夫です。ごはんまだですよね?」
圭太「そうっすね…」
美紀「ちゃちゃっと作っちゃいますね。」
手際よく美紀が食事を作っていく。
美紀「ナポリタンですどうぞー」
圭太「あ、ありがとうございます」
圭太「おいしいです。ありがとうございます」
美紀「よかった…。嬉しい。」
勢いよく食べ進めていく。食事が終わり
圭太「ごちそうさまでした。何から何まですいません。」
美紀「いいえ。お粗末様です」
圭太「では…僕帰りますね。」
美紀「え?帰っちゃうの?」
圭太「はい。帰ります。」
美紀「そっか…じゃあまた。今日はありがと」
圭太「ありがとうございます。では帰ります。おじゃましました」
美紀「さようなら。またねー」
バタン
扉が閉まる音が聞こえた。
美紀「これでいい。これでいい」
美紀はおもむろに携帯電話を取り出すと、友人に電話をかける
美紀「もしもしー綾香?私。うん。前に言ってた男なんだけどさ、家連れ込んだけど手だしてこなかったわ。うん。めちゃ顔緊張してたわwwありゃ恋愛対象で私見てると思う。モテちゃって困るわー。とりあえず遊ぶはあいつで。うんうん。じゃあねー」
友人に圭太の事を話していた。圭太とは遊び、本気の付き合いではない。美紀は、男性をとっかえひっかえしながら遊んでいる。その事をもちろん圭太は知らない…。
帰り道 圭太目線
圭太「美紀さんの手料理…美味しかったな…。また会えるのかな…。今日はマキさんには悪いけど…楽しかったな。」
でへへ///ニヤけてはいけないんだけど、にやけてしまう。
また…手料理食べれるかなぁ。そんなことを思いながら、家に帰ったのであった。
場所 圭太の自宅
家に戻ると疲れがドッと出て、ベッドへ横になった。1日長かったなぁ…疲れたな。あっ…そういえばマキさんの公開収録終わったよな…。
Ⅹを確認してみる。
マキ
『けーきもらっちゃいました!
いそがしいなかお越しいただきありがとう
たのしい時間でしたね。
どこでも聞けるラジオで
これからも楽しいラジオライフを』
笑顔のマキが写っていた。
マキさんのイベント参加したかったなぁ…。
ケーキもってるマキさんかわいいなぁ…。
とりあえずコメント打つか…。
すると、コメント欄が騒がしい。
『ケーキもった姿もかわいいぜ』
『いい笑顔』などありきたりな意見に加えて
『縦読み!!!縦読み!!!』
『けい…た?』
『おい誰だけいたって』
『けいたどこ?』
マキがけいたという人を誘ったのではないか?という憶測の情報がコメント欄に溢れていた。
圭太「ほんとだ!縦読みだと俺の名前…。いやいやいやそんな事ない。」
そんな事ない…よね…。もぉー本当ならなんて罪深い方なのだろうなマキさん。
自惚れでもよかった。マキさんの話題にしてもらっているんじゃないかという事が嬉しかった。早くマキさんに会いたいなと思っている内に眠ってしまった。