かんがえびと

小説家気取りの男です。 主連載物を書いてます。自分のペースで更新します。 共著ではなく、単独で書いてます。

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最近の記事

君の見た空は青いか第14話

圭太side あー…キスしちゃった。舞子とあれからバイバイして…記憶がない。 舞子「ごめんなさい!どうしても私の気持ち…行動で伝えたくて。我慢できなくて!ごめんなさい!!」 そういうと足早に帰っていったんだ。   家までは歩いて帰って。ついに俺にも春が来たなんて浮かれて…。 自宅に帰ってLINEみてゾッとしたんだ。 美紀さんからのLINE 俺…見られてた?美紀さんに…舞子とキスしてたこと。    嘘…つく? いや嘘はよくない。ちゃんと言う?でも美紀さんを傷つけち

    • 連載「君の見た空は青いか」第13話

      圭太side どちらを選べばいいたんだ…美紀か舞子か…。クリスマス…はもう近い。どちらかを諦めなければいけない。それが辛い。二人とも返事を待っている。 風呂に入っても、布団に入っても。気持ちが落ち着く事は無い。あの時、舞子に連絡しなかったら…。 すると舞子からLINEが来た。 『すいません…24日ですけど、お店予約しちゃいました』 え…?予約しちゃいましたって。外堀埋められた…?まずいまずい。もうひけないぞこれ… そうだ、急用とか言って美紀に断りを入れよう。 わかる、卑怯

      • 年末のご挨拶

        どうもこんばんは!かんがえびとです。 小説「君の見た空は青いか」を見ていただき誠にありがとうございます。 年末になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は親戚周りを終えて一息ついているところです。 なんかこのタイトルで書いてみたい!と思いつき書いた小説はクリスマスで止まっていますが、お正月終わる頃にはお正月編かけたらいいなと思っております。 見ている皆様に幸せが訪れますように。また君空も伸びることを祈願して餅でも食べますかね。 皆様良いお年をお迎えください! スキして

        • 連載「君の見た空は青いか」第12話

          クリスマス一週間前。世の中はクリスマス色に染まっている。ケーキやチキン。イルミネーションの情報がテレビで流れている。 圭太「もうそんな時期か…」 クリスマスが日曜日ということもあり、仕事はない。もう「クリスマスに仕事なんだよね」が通用しない…悲しい性である。 -------------------------------------------------------------------------------------- 圭太side 舞子に少し気がある…気がするだ

          連載「君の見た空は青いか」第11話

          舞子へ連絡した。 舞子「もしもし…?あっ!圭太さん??」 圭太「そうだよ。前貰ったメモ見てさ…かけてみたんだ」 舞子「えっ!嬉しい…連絡くると思ってなくて」 圭太「かけちゃったよー。何か食べに行かない?今度」 舞子「ありがとうございます(〃∇〃)」 圭太「何が好きかな?」 舞子「そうですねぇ~あっ!気になるハンバーグ屋さんあるんですよ」 圭太「いいよ。そこにしょっか」 舞子「ふふっ♡嬉しぃ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 食事当日 仕事終わり。 圭太「さぁー舞子さ

          連載「君の見た空は青いか」第11話

          連載「君の見た空は青いか」第10話

          マキ『圭太さん。いつもご声援ありがとうございます。私を信じてくれてありがとうございます。いつも助けられてますね。今度、お礼させてください。』 マキ「これでよしっと」 圭太「はぁー…ほんとマキさん毎回、炎上してないかな…。それだけ人気とも言えるんだけど。どうもこの週刊誌の記事がホントかなって思っちゃう。」 ピロン🎵 あれ?DMだ。 通知 マキ 圭太「マキさんだ…あわわわわ。」 送り主はマキだ。 中身を確認する。 圭太「お礼だと…えぇ。やっべぇ。アイドルだよなぁ…なんかしらんが

          連載「君の見た空は青いか」第10話

          連載「君の見た空は青いか」第9話

          朝、変わらない朝。同じように圭太は目覚めた。ただ、変わっていたことがある。 「スクープ!森田マキ!俳優と熱愛」というネットニュースだ。 うそ‥だろ?携帯のニュースを見て驚愕した。 マキさんが‥熱愛? ファンとネットアイドルの関係ではあるが、熱愛はきつい‥。俺を特別扱いしてくれていた人が、誰かの彼女になる。それこそ辛いことはない。 ファンからも 「まだデビューしたてでこれはない!」 「ファンを裏切りやがって!」 「納得行かない!」 と書かれている。 心無い誹謗中傷が、マキに向

          連載「君の見た空は青いか」第9話

          連載「君の見た空は青いか」第8話

          今日は目覚めが良い。昨日あった、美紀との一時を思い出していはニヤニヤしていた。 圭太『美紀さん、おはようございます』とLINEを送る。嬉しいし返信が待ち遠しい。 だけど、今日は美紀から返信が来ないどころか、既読もつかない。寝てるのかな?お休みだからか?そんな気持ちが湧いてくる。 もう、マキについてはほとんど追えていなかった。ポストはしているし、不定期でスペースもしてくれるんだけど、心の距離は離れていくばかりで。通知が来たら、辛うじてスペースに入るような感じだ。 この時に

          連載「君の見た空は青いか」第8話

          連載「君の見た空は青いか」第7話

          ↑前回分です。2話のスキいいねありがとうございます!! 場所 美紀の部屋 部屋に案内された。部屋は綺麗に整頓されている。女性の部屋という事あり圭太は緊張してた。 美紀「女性の部屋は初めてですか?」 圭太「ええ…まぁ。」 美紀「緊張しなくて大丈夫です。ごはんまだですよね?」 圭太「そうっすね…」 美紀「ちゃちゃっと作っちゃいますね。」 手際よく美紀が食事を作っていく。 美紀「ナポリタンですどうぞー」 圭太「あ、ありがとうございます」 圭太「おいしいです。ありがとうございま

          連載「君の見た空は青いか」第7話

          連載「君の見た空は青いか」第6話

          前回分です↑ 美紀とのLINEが毎日行われる。 現実世界で会った分、親近感がある。 見えない距離で会話しているマキとは少し違う感覚だ。 美紀『おはよぉーございます。昨日は食べ過ぎて少し胃が…(笑)圭太さんは何食べました?』 圭太『俺はうどん食べましたよ』 こんなたわいもない会話だ。美紀さんは魅力的だ。だけど、正直…それよりもマキが気になる。 マキが朝一番、Ⅹでポストしている。 マキ『おはようございます!今日はラジオにお呼ばれさてたので、18時30分からゲストで出まーす。公開収

          連載「君の見た空は青いか」第6話

          連載「君の見た空は青いか」第5話

          謎の男…かかし。 いったい誰だ…。マキさんとの距離が、かかしの登場により遠くなったように感じた。不安が入り混じる毎日に圭太は疲弊していった。 こんなんならやらなきゃよかった…。そう思えるほどに。 仕事でも調子が上がらず、一人でぼーっとする時間も増えた。 見るのをやめなくちゃ…そう思うけどまたⅩを開いている。 送るのをやめなくちゃ…と思っているのにマキへコメントしている。 その他大勢は嫌なのに…その大勢になっている。 マキの隣を狙う男たちの争いに終わりは無いように思えた…

          連載「君の見た空は青いか」第5話

          連載「君の見た空は青いか」第4話

          ↑前回分です。 マキにDMで話そうと言われ、浮かれている田中圭太です。マキは俺に何を言うんだろう?そう思っていた。 マキは俺に何を求めているんだろう…。 すると マキからのメッセージ きたー!来た来た。 マキ「まきです。今日はありがとうございました。またスペースする時お誘いしてもいいですか?」 もう圭太は「ぜひお願いします!」と勢いよく返していた。もらってからすぐである。 またマキからのメッセージ 「ふふっ。ありがと。またね」 その日の夜、なんだか高揚感で支配され、何

          連載「君の見た空は青いか」第4話

          連載「君の見た空は青いか」第3話

          ↑3話です 土曜日。快晴。洗濯日和。そんな日なのに、外にも出ずにスマホを触っている男。それが田中圭太である。見知らぬ19歳の大学生マキに返信をもらい浮かれている男だ。 今俺は…スペースとやらに誘われている。今日の19時から開始の1時間だそうだ。憧れているマキさんと一緒にホストとやらをするらしい。スペースって声で会話したりする場所だそうだ。 お昼から夕方にかけて緊張感が高まる。俺、マキさんとお話をするのか…。緊張する…。お腹も痛いし…どうしようか…。 ついに18時45分。

          連載「君の見た空は青いか」第3話

          連載「君の見た空は青いか」第2話

          ↑前話です。 第2話 圭太の脳内は、謎のマキによって支配されていた。仕事の書類も誤字脱字がおきて、上司に呼び出されて叱責されるようになった。 上司「圭太。お前らしくないじゃないか?大丈夫か?」 流石に、19歳の女の子に名前呼びされて、好かれたと勘違いして脳内がその子で満たされてますなんて言えたもんじゃない。 仕事してても、スマホが気になる。隠れて何度も通知がないか確認する。 「今日は晴天。お散歩日和。この後講義です」 お、更新されてる。そうか…大学生だもんね。講義があるか…

          連載「君の見た空は青いか」第2話

          連載「君の見た空は青いか」第1話

          あらすじ 1人のしがない会社員が、ネットを通じて奇妙な体験をする物語。 ネットが普及してきたこの世界で、人は何を想い、どう生きるのか。主人公の圭太が見た世界とは…。 みなさんこんにちは、僕は田中圭太と言います。24歳の会社員です。といってもね、田舎町の小さな会社で。就職して6年になる。仕事も安定してきたし、これからもこの仕事を頑張ろうと思ってる。仕事に対しての不満は無い。だけど、仕事が終わってからの時間が、本当に寂しい。 職場から自宅への往復。食事は簡素なコンビニ弁当。

          連載「君の見た空は青いか」第1話