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理想の上司

今日は理想の上司について話す。
皆さんにとって、「理想の上司像」とはどんなものだろうか。
多くの人がその「理想」をもってそうで、意外ともってはいないのではないかと考える。
私は、理想の上司など考えたことすらなかった。

なぜ、この話を書こうと思ったかと言うと
先日、職場の先輩にふと、このことを聞かれて
すぐに答えが出せなかったからだ。
その時は、適当にありきたりな回答をしたのだが、考えさせられた。
家に帰って少し考えて、私の中の「理想の上司像」が固まったので、ここに書き記す。

私にとっての「理想の上司」は、
部下の努力を見て、正当に評価してくれる上司
である。
表での努力も裏での努力もどこからか見てくれている上司。
そして、その努力を評価し、陰ながらサポートしてくれる上司。
これが、今の所私の考える「理想」である。

私はまだ社会人になって間もないルーキー。
毎日1ミリでも成長しようと必死である。
失敗することも多々あり、自分自身に情けなさを感じる日々。
それでも、この会社に少しでも貢献したい、その一心で時間を忘れて仕事をしている。
すると、ある日突然先輩から
「◯◯さん(上司)が、お前が最近頑張って仕事覚えてきてるよなって言ってたよ」と一言。
ただただ嬉しかった。
やっぱ誰か見てくれてるんだな。と感じた。

この言葉が、本音なのか建前なのかなんてのは
正直どうでも良くて、
大事なのは、上司として部下の仕事っぷりをちゃんと見てあげることだと思う。
私はこの一言で、より仕事に熱が入ったし、
評価してくれている事に少しやりがいも感じた。
そして、私にも部下や後輩が出来た時には、同じ様にしたいと思った。

この「理想の上司像」というのは、自分自身がなりたい上司像でもあると考える。
中には、嫌味や理不尽な事ばかり言う上司も一定数いると思う。
褒めて伸びる人や叱って伸びる人、人それぞれだからこそ、新人の育成に頭を悩ませている上司は多いのではないだろうか。
私はこれから、誰かの先輩になり、上司になっていく。
あの時感じた、喜びや憧れの気持ちを忘れず。
誠心誠意、後輩と接していきたい。

皆さんも「理想の上司像」について、少し考えてみてください。
今より少しだけ、上司や先輩に感謝する時間が出来ることを願っています。

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