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#おむすびの本棚 『「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本』
おむすびの本棚では私が読んだ本を紹介します。
お気に入りの本とあなたがむすばれますように。
どうも、おむすびです。
『「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本 (石原加受子)
を紹介します。
自分中心の楽な考え方について書かれた自己啓発本です。
内容
子供の頃の家庭環境や過去のトラウマ。
それによって形成された“怖い”という感情は「しなければ」、「したほうがいい」という思い込みを脳に設定してしまいます。
この設定は“感情”ではなく“思考”による行動だから自分を許せていない。
自分が我慢していると都合の悪い相手も許すことができない。
常に“恐怖”から身を守るために相手と、自分と戦うことになる。
悪循環から抜け出すには設定を書き換え、「自分の自由」を認めることから始まる。
感想
他人中心で生きてきた私にとって「しなければならない」は当たり前すぎてそれに縛られていることにさえ気づいていませんでした。
それはきっと人が言い争っているところを見たり、自分を否定されたりしたときに感じた“恐怖”からできた思考回路なんだと思います。
「人に迷惑をかけてはならない」、「立派でいなければならない」という思考は感情を無視していて、確かに自分を大切にしているとは言えません。
それでもやめられなかったのはなぜか。
戦うことでしか自分を守れなかったから。
怒られるのが怖い、見放されるのが怖い。
だったら我慢すればいい。
そうやって根本的な原因の解決を先送りにしてきたんです。
根本的な原因、それは自分で自分を愛せていないこと。
自分だけでは愛が満たせず、他人に愛を求めていたこと。
他人からの愛を得て一時的に満足したとしても、次は失うことへの恐怖が湧いてくる。
そうすると愛を失わないようにとますます自分を押し殺すことになる。
これってかなりの悪循環だと感じました。
自分中心で生きること。
自分のために、自分で選択をすること。
その選択は必ず満足のいくもので、後悔がついてこないもののはず。
意識して“思考”を手放し、“感情”で動けるようになりたいと思いました。
むすびのひと言
「相手の自由」を認められないのは、その前に、「自分の自由」を認めていないからです。
自分に厳しければ、同じ厳しさを相手にも求めてしまう。
自分が我慢していれば、相手も我慢してしまう。
自分の不満が爆発すれば、相手だって爆発する。
全部自分の鏡なんだなぁとつくづく思います。
そういう誰もハッピーじゃない現実を変えたければ、まず自分が変わることですね。
自分に対して寛容になれれば、他人にも環境にも寛容になれるはず!
ここまで読んでくれてありがとう!
ではでは〜。