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思い出の場所と最善の選択とカフェ巡りと。


夫と一緒に劇団四季のアラジンを観る予定があり、
先日、東京に行ってきた。
今住んでいる場所は、
自然に囲まれた場所ではあるけれど、
東京にはわりと出やすい場所。

夫は仕事やらいろいろの予定で
頻繁に東京に行っているけれど、
わたしはあんまり行きたいとも思わないし
行く予定もないしで、久しぶりだった。

今回東京に行ったのは、
劇団四季がメインの目的ではあったけれど、
ついでに
・美味しいキャロットケーキを食べること
・蔵前の行きたいカフェに行くこと
・本屋さんに行くこと
がわたしの目的でもあった。
田舎は自然がいっぱいで最高だけど、
大きな本屋さんがないのが不便なところ、、





蔵前は、わたしが東京で4年間住んでいた場所。
とても思い入れがあって、大好きな場所。
あの頃もカフェはいっぱいあったけれど、
わたしが住んでいた頃には
まだなかったカフェもあったり、
懐かしさもありで、
また行きたいなぁと思っていた。

前回の記事で、
わたしが過去に転職と上京をしたこと、
自分が感じたことを信じると
物事がスムーズに進んでいく
という話を少しだけ書いたけれど、
この「蔵前に住むこと」は、
そのスムーズに行った出来事のひとつだった。

当時、蔵前という街すら知らない中、
1人で家探しのために日帰りで東京に行った日。
ネットで見て目星をつけていたお部屋の内見に
行く予定だったけれど、
そのお部屋はちょっと訳ありだったのか、
不動産屋さんがあまりお勧めしていなくて。
その不動産屋さんの対応もなんだか微妙で。
結局内見すらせずに、別の不動産屋さんに行った。
その不動産屋さんの担当の方が蔵前推しだった。
住みやすいし、
1度住んだら蔵前を好きになる方が多い
と言っていた。

1つだけお部屋の内見をした。
家から駅まで歩きたいと行ったら、
快くOKしてくれて、
不動産屋さんと一緒に、
お部屋の内見後、
その物件から駅まで一緒に歩いた。

その時の感覚をわたしは覚えている。
その日は晴れていた。
清々しい、心地いい、気持ちいい。
ぽかぽかあったかくて、
すごくポジティブな気持ち
になったことを覚えている。

結局その家しか内見しなかった。
そして、その家に決めた。

住んでから気づいたことだけど、
大家さんがとても親切で善良な人だった。
退去する時も色々と配慮してくださり、
最後の最後も温かい言葉をかけてくれた、
とにかく良い人だった。
それから、
かなりコスパの良い家だったと思う。
蔵前のワンルームのマンションで、
古いけどリフォーム済みで割と綺麗で、
インターネット付き。
今探すと蔵前でその家賃の家には
出会えないだろうと思うくらい
綺麗な割に安い方だったと思う。 
そして何よりも、
わたしが蔵前を好きになっていたし、
ふと振り返ってみて思うのは、
なんだか自分に合っていた気がする。




自分自身の奥深くはこれから自分に起きる未来、
来世、再来世の未来も知っていて、
その上で自分にとって何が最善かを知っている
ということを聞いたことがある。
わたしはその考え方が好きで、
その信念を採用している(?)。

心地よかったり、
ふわっと身体が開くような感覚、
ポジティブな感情は
自分の深いところの答えの羅針盤だと
わたしは思っている。

それを羅針盤にして
選んだものは
より開けた未来、
より喜びを感じる未来に
繋がっているんだろうなぁ
と思っている。

でも、
そうでない選択をしたとしても
何かに気付かせてくれる
大切な体験をするだけで、
その後の意識と選択次第で
また美しい未来に繋がるだけ

選択に間違いはない
という言葉の意味は
こういうことだろうと
わたしは勝手に解釈している。



今回蔵前で行ったカフェ。
☕feb’s coffee&scone Blucca店
☕封灯
のふたつ。

feb’s coffee&scone


封灯


わたしは平日に行ったけれど、
人も少なくて心地よかった。
休日は混んでると思う、、

個人的にカフェはすいてるときが
ゆったり心地よくて好き。

特に封灯は、
わたしがカフェが好きな理由が
詰まったような場所。
1年後の自分にお手紙が書けたり、
ゆっくりエッセイが読めたり、
将来について考える時間にできたり。
自分を大切にできるような、
感じる時間を大切にできるような、
静寂で穏やかで温かい感じ。
お誕生日で来ている方もいらっしゃったり。
1号店の自由丁でも。




それからキャロットケーキ。

美味しいキャロットケーキが
作れるようになりたくて、
最近はちょこちょこいろんなお店の
キャロットケーキを食べ歩いている。

丸の内のローズベーカリーのキャロットケーキ


茅場町のCoffee bar & Shop coinのキャロットケーキ




東京に住んでいた終わり頃は、
早く東京を出たくて
自然に囲まれた場所に住みたくて
仕方なかったけれど、
それが当たり前じゃなくなると、
ここにも行きたい
あそこにも行きたい
いろいろ見えてくる不思議。
今回東京に行って、
たまには東京も良いなぁ〜
なんて感じていた。

当たり前になっていくことが
怖いなぁと少し感じたのと、
今しかできないこと、
今あるものをちゃんと見ることは
とても大事だなぁ
と考えさせられた。

ついつい「不足しているもの」
に目を向けてしまうけれど、
あるものに目を向けるって
とっても大事だ。

東京から早く出たいと思っていた
あの頃の自分は、
不足しているもの
ばかりに目を向けて、
大事な時間を無駄にしていたのかもしれない。
ちょっと反省したのと、
この気づきを糧に今を大切にしよう
そんな気持ちになった。


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