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隠れうつと診断されてから10年

隠れうつって知ってますか?

ネットで調べてみると、
仮面うつとも言われているみたいです

一般的に言われるうつ病との違いは、
思考は働くのに、体がいうことを聞かなくなる
そんな症状です

私も普通に話せたりできるのに、
乗り物にも乗れない、
外食ができない期間が一年ほどありました

横になると気持ちが悪くなるから
状態を起こしたまま寝るなんてこともあって
その時のことを思い出すとしんどかったなと思います

このことを久しぶりに思い出したのは、
どんな人に自分の発信を見て欲しいかと考えていた時です

私は器用貧乏なところは少しあるけれど、
何かを成し遂げたりした経験はないし、
でも自分でビジネスをしたいというのは諦めきれず、
なぜその思いがあるのだろうと考えていました

成し遂げた経験はないけれど、克服したことを考えた時に、
10年前になった隠れうつのことを思い出したんです

その時の自分は精神科でお薬を処方されるも
眠剤のような生活リズムを整えるために夜眠れるお薬だけで、
軽度だったのかもしれません

でも当の本人からすると、
軽度も重度も知ったこっちゃない

漠然とした不安をいつも抱えていた気がします

その時のことを思い出したら、
今自分が伝えたいことって、
こういうことじゃないかって思ったんです

要は、私はこの隠れうつをきっかけに
自分の在り方を見直しました

争いごとがとにかく嫌いで、
いつも周りの空気を読んで生きてきて、
それがいいことだと思っていたし、
ある意味自分のお役目的なものだと思ってました

だから自分の内側から出てくる
ちょっとした疑問や不満に対して
見向きもしてこなかった

その蓄積が体に来たと私は思っています
(あくまで私個人の見解です)

そのときは我慢ができるし、
自分が言いたいことを言って場を乱すよりも、
ぜんぜんいいと思っていました

体調が悪くなってから、
ありがたいことに両親が自営業していたので、
実家暮らしに戻り家の仕事をしながら
自分の体調優先で生活していました

でも友達と会うのも辛くて、疎遠に

その中で、諦めずに何度も誘ってくれた友達は、
いつでも帰りたいって言っていいよと言ってくれたり、
外食(特に室内の匂いが無理だった)ができなかったので、
寒空の下、惣菜パンとコーヒーを持って
よく自然の中に連れ出してくれてました
(今でもとても大切な友人です)

そこから、言いたいことは我慢しないで少しずつ
言うことを意識するようになりました

その時期に興味が湧いたのが、
内観や自分の在り方を見ることでした

今は当時の症状は出ないけど、
それって自分の声を聞かないでいると、
いつでも発症するものなんじゃないかなと思っています

だから、うつになったことがない人でも、
他人のことばかり優先して自分を犠牲にしていたり、
自分の気持ちを蔑ろにしていると
心と体のバランスが崩れてしまうんんじゃないかって思う

だから今我慢している人に
自分の経験から伝えられることがあるんじゃないかと思っています

もちろん、私は医者ではないから、
そういった立場からのことでなく、
同じ目線で伝えられることを
シェアしていけたらなと考えています

長々と読んでくださりありがとうございました☺︎


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