おばあちゃんの味 ふきのとう味噌
暖冬ゆえ早めに春の使者がやってきました。
春の山菜 ふきのとう採り、
ふきのとう味噌作りのレポートです。
自然のものを食べる、っていい気持ちです。
もくじ
蕗の薹(ふきのとう)とは
ふきのとう採り
ふきのとう味噌作り
蕗の薹(ふきのとう)とは
ふきのとうとは、
蕗(フキ)という植物の根茎から出る若い花茎。
フキって、あれですね。
「これっくらいの〜お弁当箱に〜」の歌にでてくる
「すじのとおった、ふ〜き!」のフキですね。
これこれ。筋が通っています。
実は
このフキの葉っぱと、筋が通った茎っぽい部分と
このTHEふきのとうが
兄弟ってしってましたか?(私は知りませんでした)
実はこうなっていて(絵心の限界)
①ふきのとう(花茎)
②フキの葉っぱ
③「ふ〜き!」と歌われ食される部分
実は茎ではなく葉の一部(葉柄)
④ふきのとうとフキを繋ぐ地下茎
フキとふきのとうは地下茎で繋がっている
兄弟みたいな関係なんですね!
ちなみに地下茎には毒素が多くあるため食べません。
①ふきのとうと②フキにも毒素が少しあるため
「アク抜き」が必要になるんです。納得。
これら豆知識は
ふきのとう採りと調理で役に立ちます!
ふきのとう採り
2月22日、広島の田舎のおばあちゃんの家に来て
念願の山菜採りにさくっと行ってきました。
家からちょっと歩いた池の土手にて。
「こんなとこで見つけれる?」という私に
「親のあるところに子がおるんよ」
と言うおじいちゃん。
「親」とはこの萎れたフキの葉っぱのことらしい。
(親子か兄弟かはおいておきます)
先ほどフキの葉っぱとふきのとうは繋がってるって
学びましたもんね!なるほどー
フキの葉っぱがあるところには
ふきのとうがあるということか!
(そもそもこのフキの葉っぱをどう見つけるのか、って感じですが、おじいちゃんは近所で昨年フキが生えていたところを覚えてるらしい)
よくよく地面をみてみると…
あった!!
あっちにもこっちにも
ふきのとうが生え出していました!
根元をくるくるっとねじって
ちぎって採ることができます。
小さいやつも、とって良いのかな?
と遠慮を感じたけど
「根っこがのこっとれば、
また生えてくるからいいんよ」
とおじいちゃんが言っていたので採りました。
後々調べると小さい方が食べ頃らしい。
遠慮せず採ればよかった(笑)
足下と手が泥まみれになりながら、
みつけて採るの、とても楽しかったです。
たくさん採れました!
さっそく採れたてを調理しましょう。
ふきのとう味噌
天ぷらも良いですが、
東京の家に持って帰りたかったので保存食となる
ふきのとう味噌を作ってみました!
超簡単です。
材料
ふきのとう 適量
味噌 適量
砂糖 適量
サラダ油 適量
①ふきのとうを洗う
土と雑草たっぷり(笑)なので
大きな器に入れて洗います。
キャベツみたいに1番外側の黒い皮をとって、
こんな感じ。
②ふきのとうを茹でる
アク抜きとして5分くらい茹でます
アク抜きすることで毒素をなくします。
③茹でたふきのとうをみじん切り
ふきのとうは切ったら茶色く変色します。
後で味噌と混ぜるし、私は全く気にしません(笑)
みじん切りもテキトーでOK。
④熱した油で炒める
油は適量。
⑤味噌と砂糖を加えて炒める
味噌も砂糖もおばあちゃんに言われるがまま
適量いれました。
多いかな?くらいで良さそうです。
味見してください!
⑥お好みの固さまで炒める
混ぜ炒めて、お好みの固さで完成!
ふきのとうのほのかな苦味がおいしいです。
完成したら冷蔵庫に入れて
10日間〜2週間はもつらしいです!うれしい。
白米と一緒に食べたり、
焼いたお肉にのっけてたべると美味しかったです。
お酒のつまみにもぴったり!
採れたての旬の食材をそのまま食べるのって
気持ちいいですよね。
健康で長生きできそうです。
蕗の薹(ふきのとう)の花言葉の一つは「待望」
ふきのとうが出てきたら
待ちわびた春がすぐそこ、ということかな。
もうすぐ春ですね。