タガタメな日々を
"タガタメ"という言葉がずっと頭の中をぐるぐる回っている。
「誰が為」と書く。
最近だとアニメ「僕のヒーローアカデミア」の主題歌でTK from 凛として時雨が歌う「誰我為(たがため)」を思い出す。
私はこの曲をカラオケで上手には歌えない自信がある笑
今回はこの曲の話をしたいわけではない。
「誰が為に」仕事をするかについて考えてみたい。
皆さんは誰のために仕事をしてますか。
自分のためですか?
家族のためですか?
会社のためですか?
社会のためですか?
私は"自分のために"仕事をしていたことに気づきました。
それが良い悪いという話をしたいわけではない。ただ、自分のために仕事をしていては限界突破が見込めないと感じ、私の頭の中を"タガタメ"が占領しているのだ。(なんかの虫の名前みたい笑)
私の上司Sさんは、チーム(会社のみんな)のために働いていると熱く語る。もし自分のためだけだったら「もっと報酬取っているし、みんなにキレている」と自身の本音の部分を話してくれた。
以前自分なりのゴールデン覇王を目指す!と宣言し、誰にも負けないようにと思っていた。
ただ、弱気の風は私の中に吹き荒んでいる日々だ。
自分の評価や見え方を考え、ベクトルが自分に向いているあまり営業として大切なものが欠落していたことに気づく。
相手のために自分が何ができるか?
どう利益を与えられるか?
という根底の部分である。
自分が成績を出すためにどう契約を取るかに囚われ、まともにコミュニケーションが取れていなかった。
独りよがりの営業トーク。(勝手にマスタベーションでもしていろ!ともう1人の自分が叱咤する)
相手に少しでも良い情報を、利益を与えるという出発点からとるコミュニケーションは関わり方、質問などが変わってくるだろう。
そしてその先に、成績や売上が付いてくる(はずだ)。
何年も営業をしているのに、私はこの"原理原則"から大きく外れていたようだ。
となると、私もチーム(会社のみんな)のため、お客様のために働くという選択をしてみると変わるのかもしれない。
今までしたことがない試みだ。
頭の中で会社のメンバーを思い浮かべてみる。
10名にも満たないメンバーだ、容易に顔は出てくる。
オートで"この人は好き""こいつはちょっと苦手"と仕訳が始まってしまった。
チームのために頑張る、身を粉にして働くのであれば、メンバーを好きになれた方が間違いなくやり甲斐はある。
メンバーの好きなところから探してみよう。
………ここで探さないといけないとこが私が自分にベクトルが向いているところだ。
少しでも好きな人のために、頑張った先に新たな自分が待っていることを淡く期待して。
タガタメワークを続けよう。