ホワイトな介護施設の特徴 ~働きやすい介護施設を見分ける3つのポイント~
介護の世界が3K(きつい、汚い、給料が安い)と揶揄されたのは今や過去になりつつあります。
より正確に言えば、ブラックな施設とホワイトな施設の差が開いてきたというのが相応しい表現かもしれません。
どうせ働くのであればホワイトな施設で働きたい、そんな願いに応え、良い施設を見分けるための簡単な3つのポイントをご紹介します。
1.「働く”人”をよく観察しましょう」施設を訪れた時に見る職員の様子は、そこで働いた時の自分の姿
初めて新しい施設を訪れるときは緊張するものですが、良い施設かどうかを見分けるポイントに溢れています。
玄関を入ったその瞬間から、施設の職員が自分にどう対応してくれるかをしっかりチェックしましょう。
次は深呼吸して自分以外への人の動きを確認しましょう。
職員教育が十分でない場合や現場の職員数に余裕がない施設では、来訪者への扱いが粗雑になったり、利用者さんへの対応が低下したりすることが避けられません。
良い施設というのはそのようなことがなく、職員が笑顔で生き生きと働いている職場となります。
2.「働く”場所”をよく観察しましょう」施設を訪れた時に見る光景から、介護現場の日常を推し量ることができる
良い施設というのは、きちんと清潔が保たれ、整理整頓されています。
物が雑然と置かれていたり、散らかっていたりする施設は清潔まで手が回っていないことを表すだけでなく、色々な障害物が置かれていることにより利用者さんの事故が増える可能性も高めてしまっています。
建物の新しい古いに惑わされず、利用者さんにとって快適な施設になっているかどうかをチェックしましょう。
建物の構造上の限界はありますが、本当に使い勝手の良い施設というのは備品庫や予備室などのバックヤードの面積をしっかりと取っているものです。
バックヤードが十分であれば乱雑で片付かないということは起きませんし、職員の休憩室などもしっかり確保されているということにつながります。
施設内見学ができる状況でしたら、是非こうした裏方の場所についてもチェックしてみることをお勧めします。トイレを借り、キレイに掃除されているかどうかを確認するのも参考になりますね。
3.「働く”条件”をよく確認しましょう」間違いのない採用のために、求人の諸条件をしっかりと確認しておこう
求人票には様々な情報が載っています。月給や休暇休日など気になる点は多いと思いますが、基本給だけでなく通勤手当や住宅手当、資格手当などの諸項目もきちんとチェックしましょう。
月間夜勤数やサービス残業の有無なども確認しておきたいところです。
また施設が「介護職員処遇改善手当」に対応しているかどうかも確認を。
介護職員を大切にし、職員の資質向上のための研修や職場環境の向上に力を入れてくれている施設であるというのが分かります。
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