LIQUID BLOCKS 開発秘話!ブロックエディター時代の幕開け
こんにちは。
この記事は、LIQUID BLOCKS Advent Calendar 2019 の記事です。
開発のきっかけ
遡ること今年の7月。
福岡で「Fukuoka WooCommerce Meetup with PayPal & Snow Monkey」というイベントがありました。
WooCommerceについて勉強しようと思って参加したところ、ビジネスパーソン向けということで、IT系のイベントでは珍しくスーツの方が多く、少々緊張しながら参加をしていました。
そして最後の「Snow Monkey」さんのセッションで、ブロックのテンプレートを挿入できる機能が紹介され、大変興味深く拝聴しました。
WordPressのブロックエディター採用に関しては、賛否がありましたが、私個人的にはかなり使いやすいと感じていました。noteの編集画面も似たようなUIですね。
調べてみると、海外製のブロックテンプレート系プラグインもチラホラあり、これからはブロックエディターの時代だと確信しました。
そして、その日のうちにブロックテンプレート「LIQUID BLOCKS」の開発に着手します。
こだわり
「LIQUID BLOCKS」のこだわりは、ギャラリー機能です。
私自身、どちらかというとエンジニアよりもデザイナー寄りのスキルセットなので、デザインに力を入れました。
UI/UXも、既にあるテーマやプラグインのものとは全く違うものにしました。画面いっぱいにデザインのギャラリーを表示して、たくさんのデザインの中から好きなものを選ぶことができます。
テーマとの違い
弊社では、LIQUID PRESS というWordPressテーマ開発も行っていますが、テーマではサイトのコンテンツ(投稿記事)のデザインに直接携わることはできません。
額縁のデザインにこだわっても、中に入れる作品はユーザーさんがデザインすることになります。
でも、ブロックテンプレートなら作品作りを直接手伝うことができます。
今後の展望
現在、「LIQUID BLOCKS」は既に600サイト以上でアクティブインストールされています。それだけのサイトのコンテンツに使われていると考えると、ワクワクしますね。
もっとデザインを増やして、世界中のサイトのコンテンツに使ってもらいたいと考えています。なお、現在は、日本語、英語、スペイン語に翻訳済。
オープンソースなので、他のCMSにも展開できると面白いですね。
また、「LIQUID BLOCKS」には拡張機能があります。サイトオリジナルデザインのブロックテンプレートを追加することもできます(開発者向け)。
追記:WordPress 5.5 でブロックパターン機能が搭載されました!「LIQUID BLOCKS」もブロックパターンに対応しましたので、誰でも簡単にブロックテンプレートを追加できるようになりました!
次回以降は、マネタイズの話もしたいと思います。
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