Windowsパソコンは基本的にマウスで操作します。画面上の部品をチェックするあるいは実行するために、マウスカーソルを部品の上に移動し左ボタンをクリックします。視覚障がい者がパソコンを使用する場合、見え方に応じて以下のような対応が考えられます。 見えづらいが拡大するとマウスカーソルが見える…画面拡大、ハイコントラストモード、マウスカーソルの拡大で対応 マウスカーソルをどうしても見つけられない…スクリーンリーダーを用いたキーボードのみでの操作を憶える マウスを使わずに
見えない・見えづらい方が、パソコンやスマホを利用する際に、画面の情報を音声で読み上げるシステムを利用します。これをスクリーンリーダーと言います。 OSにより標準で搭載されているスクリーンリーダーを使う場合と、OSメーカー以外の団体が作成したアプリケーションを使う場合があります。今回は、それらを解説します。 スクリーンリーダーとは 画面上で選択された部品(オブジェクト)の情報を音声で読み上げるシステムのことをスクリーンリーダーと言います。主に視覚障がい者向けのユーザー支援
見えづらい方のためにWindowsには、支援機能を備えています。以下の目次に示すような設定を使います。 以上の設定を組み合わせて、自分に一番見えやすい環境を作ってください。 画面の拡大 画面のアイコンや文字を大きくするだけで見やすくなります。大きくしすぎても全体を把握しづらくなりますので、自分に一番見えやすい拡大率を探ってください。 設定は以下の手順で行います。 視覚サポート項目の中の「視覚効果」をクリックする。 関連設定の中の「ディスプレイ」をクリックする
アクセシビリティという言葉を知っていますか?「利用のしやすさ」と訳されますが、ユーザビリティも同じように訳されます。また、似たような言葉に「ユニバーサルデザイン」もあります。この違いに注目してみましょう。 正常と異常 障がい者は、その能力が「正常」ではないとみなされています。つまり「異常」であると思われています。私が思うに、これは正しくもあり間違ってもいます。 そもそも人の能力に対しての異常とは何か、それをはっきりさせるためには正常について知っておかねばなりません。
「見えない・見えづらい」ということを、十分に見えている人が想像することは難しいことだと思います。目をつぶれば見えない状態を再現できますが、何が出来なくなるのかを想像することが難しいのです。 一概に視覚障がいと言っても人によって見え方は様々です。視覚障害は視力と視野の障がいがあります。それぞれに等級があります。なので視力があっても視野が非常に狭い方もいます。 仕事の書類が読めなくなって、辞めざるを得なくなったという方もいますが、辞める前に困りごとの対処法を知っておけば辞め