そんな世界になったらいいな。
日本の四季が好きでもあり、苦手でもある。
真夏は暑い暑い、冷房が寒すぎるとバタバタして
冬は北風がびゅうびゅう吹いて目が開けられなかったり。
極に触れている時はそれはそれで忙しいのだけれど、
春や秋はまた別だ。
春は桜の素晴らしさに息を呑みながらも、起床時にはくしゃみの連発で忙しく肉体的にも消耗する。
秋は秋で、涼しく肌寒くなって、ジャケットを羽織りながら短くなっていく日を、早まる夕暮れを、ただ寂しく、もっと見ていたかったな、残念だなぁと思う。
マレーシアに住んでそのもろもろから解放された時のストレスフリーさに驚いた。
日々変わる気温、強風、台風に振り回されることなく、一定の気温で強風もなく、当たり前のように一時的な豪雨が街を駆け抜けていくだけ。
扱いやすい。
そして花粉症がない。
くしゃみも、鼻詰まりもない。
代わりにダニの被害はあるけれど。
そう、マレーシアに住むまではそういう毎日の、日々続くストレスから抜けて生活する、という選択肢がなかった。
だから当たり前と思っていた。
住む場所は自分で選べる。
自分が生まれた国で生まれてから死ぬまでずっと住むことも選択。
恋焦がれた国の永住権を取るのも、テンポラリーで住むのも、それも選択。
もし、それを願う人がいるのなら
住みたい国に住みたい人が住めますように。
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