2030未来への分岐点
少し前、NHKが制作、放送した番組で、シリーズ化された。
特に、環境問題の回で、
海鳥の雛が、次々と、プラスチックや、釣り針を吐き出すシーンは心が痛み、衝撃を受けた。
全て、人間の行いから、そうなったものだ。
何故、決められた場所へゴミを捨て、釣り針を持って帰ることが出来ないのだろう。
幸いにも、その雛の命は助かった。
しかし、それは、ほんの一握りの、幸運な例だ。
親鳥が、エサと間違えて、プラスチック片を雛に与えてしまう。
これが続く限り、犠牲になる雛は、後を絶たない。
今、プラスチックは、バイオマスプラスチックといって、植物由来の、燃やしても実質、CO2を排出しない物が増えている。
人間が、海鳥の口に入る前に、適切にゴミを処理していれば、
何の問題もないのだ。
それが出来ない人間が、海鳥の雛に、プラスチック片を食べさせている。
心無い釣り人が、釣り針を食べさせている。
ゴミは、ゴミ箱へ。
折れた釣り針は持って帰る。
これが出来ないなら、厳しいことを言うが、釣りをする資格はない。
やがて、自然との共存が、儚くて美しい思い出になる。
そうならないために、これからの10年間をどう過ごすかにかかっている。