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香澄 海
2023年1月5日 20:30
ダンスに浮かれて青い悲しみを散らそう輝く風に身をまかせて凍える心を暖めよう君が言った「限りなく闇に近い箱」を見つけた時には君の汗の匂いと閉め切ったカーテンだけが残っていた君が一人で去ってしまったので僕は窓を開けたよ君のにおいも 君の寂しさも吹き飛んでしまうくらいあっけらかんとした風が吹き込んできた窓辺に置かれた糸の切れた風鈴が君の器用な指先で吊るされる日を待