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思い出せたのは歌だけ【バーレスク】

社会人になった頃に
一度見たことのある映画、バーレスク。

当時はまだ、
「本を読んだら感想を書こう」
「映画を見たら感想を書こう」
私にそんな発想がまだない時代。

丁度Netflixで配信してたのでもう一度見たところ、
ストーリーをほとんど覚えていなかったことにショック!
一体、何を見たんだろうと疑問になるくらい。

・唯一頭に残っていた映画の内容

クリスティーナ・アギレラの
歌声とパフォーマンスの素晴らしかったことです。
ネタバレサイト見ても、
「そんな話だっけ?」と思う有り様。

もう1人、シェールと言う歌手の方も歌ってたのに、
彼女のこと、全然印象になかったのです!
「この人も歌手だよね…?」と思ったら、
アギレラよりもキャリアも長く有名な方でした。

驚いたのはその年齢!
公開当時でもなんと64歳!
見えない…50歳前後かと思った。
渋くてクールな歌声でした。

・サントラアルバムを見て驚愕

映画で流れた曲順とアルバムの曲順を確認したら、
何と一致してました。
何度もアルバム自体は聴いてきたのに、
全然気づかなかった…。
お気に入りの曲は「Bound To You」です。

・歌手になるために

主人公アリ(クリスティーナ・アギレラ)は、
アイオワの田舎町からロサンゼルスに出てきました。

仕事を探したものの、苦戦。
偶然入ったバーレスクのステージに釘付け。

「自分もこのステージに出たい」
オーナーのテスに交渉に行きますが拒否。

最終的にはアリの熱意に根負け。
アリはステージに出ることになりました。

・バーレスクが抱えていた問題

クラブには借金がありました。
期日も迫っており、払わないと債務不履行に。

客として来ていた不動産王のマーカスが
買い上げることを提案。
オーナーのテスはそれを拒否しました。

アリの素晴らしい歌声で観客は増え、
客席は満員になってました。

「料金の値上げをすれば何とかなる」
テスはそう言いましたが、
「それは問題解決にならないよ」と
ビジネスパートナーのシェーンに言われるのでした。

マーカスの家に行ったアリ。
そこで空中権の話が出てきます。

自宅の近くに高い建物が建ったら
窓から見える景色が台無しです。
それを防ぐために空中権を買ったとのこと。

テスに空中権を売り出すことを提案。
無事に借金を全額返済できました。
おかげでバーレスクもなくならず、
アリはステージで歌い続けることができました。

・そもそもバーレスクって何?

17、8世紀、英国を中心に流行した風刺的喜歌劇。19世紀以後は、大衆向きのこっけい寸劇・物真似芸などとなり、多くはショーの間に挿入して上演される。米国では、寸劇などをまじえたストリップショーをいう。

デジタル大辞泉より

初めてバーレスクという言葉を聞いた時、
ストリップショーをイメージしました。

用語を辞書で調べて
「笑い」の要素も入っていることを知りました。
確かにステージの内容によっては
観客席から笑い声が響いてます。

大学生の時に同級生がよく行ってた劇団のショーを
みんなで見に行ったのを思い出しました。
その同級生は常連だったので、
キャストの人と親しそうに話してました。

当日、スパンコールの帽子をかぶってた私。
キラキラしてるのを見たキャストの方から
「カリスマ」と呼ばれました。
なぜカリスマなのかは今も謎です(笑)

豪華で綺羅びやかなショーからコントまで、
充実してました。

「この状況下でどうしてるんだろう?」と
心配なって調べてみたら、
営業を再開しているようでホッとしました。

・好きなシーン

・テスがアリにメイクレッスン

「そのブラシ古すぎるわよ。私のあげる」と
テスからブラシをもらったアリ。

アリは7歳のときに母親を亡くしたので、
「メイクレッスンはこれが初めて」と。
テスは母親との思い出を楽しそうに話しました。

「私の母親はとても美人だった。友人が2人来てメイクをしてから出かけていた。」

テスの母親との思い出話を聞いて、
「楽しそう」と想像しました。

・アリがシェーンに対して発した一言

「あなたたち、自己紹介し直したら?」

アリが、テスのビジネスパートナーである
ショーンの自宅に訪ねた時の話。

ショーンもそのパートナーも
お互いそれぞれ名前を間違えて呼びました。

この2人は仲良さそうですが、
なぜかお互い名前を間違えているのが不思議。

・感想

「映画を見たらアウトプットしよう」
実際にやるようになったのはここ1年の話。
それまではただ見て
「楽しかった」で終わってました。

それでは映画の内容を時が経つにつれて
忘れていくことに気づきました。

「せっかく楽しい時間を過ごしたのに
それではもったいない」
アウトプットをした結果、そう思いました。

それと同時に
今まで「ザル聞き」ならず
「ザル見」だったことに気づきました。

一見、受動的娯楽に見える映画鑑賞ですが、
アウトプットを前提にすると
能動的娯楽に変わると実感。

練習あるのみです。

以上、ちえでした。
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