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20年間私の心をつかみ続けた言葉

「どうしたらこんな歌詞が思いつくんだろうか」

実は、B'zのファン歴20年です。
当時『GREEN』というアルバムが出てましたが、
今でも思い出深いです。

このアルバムの一番最初の曲が
『STAY GREEN〜未熟な旅はとまらない〜』です。

歌詞をよく読んでみたら、
10代後半の若者目線の歌詞と感じました。
曲が出た当時、稲葉さんは38才。
40前の人が書いたとは思えませんでした。

・『SLEEPLESS』の読みが浅かった。

初めて聴いたのは、『名探偵コナン』のOPです。
一時期流れてました。
最新アルバム『HighwayX』にも収録されてます。

タイトルを見ただけで、
「眠れない人たち」を思い浮かべました。
樺沢先生のSNSやYouTubeの影響ですね。

稲葉さんのインタビューから
自分の読みがどれだけ浅かったか思い知らされることになりました。

歌詞でも、眠れない人の描写があるけど、
インタビューでも触れた通り、
コロナ禍で人々がパニックになる様子がメインです。

「書かずにいられなかった」と稲葉さんが答えてますが、後世の人間が見ても、コロナ禍の様子が伝わってくると思いました。

・お気に入りの曲のライブ映像

一瞬でしたが、インタビューの前に『光芒』のライブ映像が流れて、「おぉ!」と反応。
こちらのDVDに収録されてるものでした。

シングルにもなってないし、
ベストアルバムにも入っていないので、
知る人ぞ知る曲です。

曲自体も好みですが、歌詞も好きです。

特にお気に入りなのは、

半歩でも 進めるなら
景色は少しずつ変わってゆく

光芒 歌詞より

何となくですが、成長するにつれて、
現実を思い知っていく子どもの目線で
書かれているように見えました。

何にでもなれる気がしていた 蒼く光る時代
月日を重ねるほどに知る 足りないことだらけの現実
みずみずしい未来が ひからびてゆく

光芒 歌詞より

こんな熱く語っていますが、
残念ながらライブには行ってません。
初ライブは夫と行った『Ain't No Magicツアー』なので、このライブの3年後です。行きたかったなぁ。

・言葉ってほぼ無限にある状態

インタビューの中で出てきました。
こうやって毎日何かしらの文章を書いているけど、
「使う言葉を無意識に制限しているかも」と考えさせられました。

使う言葉をある程度絞り込むと簡単ではあるけど、
今まで書いたことのない表現をするときに
行き詰まります。

こちらの本のように、ある程度テンプレートがあると書くのは楽だけど、同時に「限られたエリアの中の言葉しか使っていない」と意識したいです。

・感想

子どもの頃から、歌詞をじっくり見ることが多かったように思います。
正確に言うと、歌詞カードを見ながら曲を聴く状態です。

B'zはファンになる前から聴いてましたが、
改めて歌詞カードをじっくり見ると、
情景が浮かんで歌がほとんどでした。

1人歌詞の中の主人公がいて、その人の心情や行動が思い浮かんでくるイメージ。
「どうやってこんな歌詞が生まれるんだろうか」と
疑問に思ってたところに、
書籍が発売されることを知りました。
予約注文をしました。

同じB'zファンの夫はというと、
そこまで書籍に関心がなかったようです。
彼はどちらかというと、松本さんのギターが好きだそうです。
松本さんのソロアルバムは聴いてました。

そうは言っても
「どちらかが欠けたら、楽曲ができない」という意見は2人とも一致してます。

インタビューをしたNHKのアナウンサーは、
稲葉さんを「時代と向き合って研ぎ澄ましている人」と評してました。
だからこそ、たくさんの人に共感される歌詞を書き続けられるのかもしれません。

貴重な話が聞けたなぁと満足。
書籍買ったら、また感想を書くのでお待ち下さい。

以上、ちえでした。
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