思わずしたくなる?掃除で得られる気持ち【掃除道】
鍵山秀三郎さんの名前は聞いたことがありました。
イエローハットの創業者で、掃除に力を入れていたイメージです。
イエローハットの名前の由来が、
交通安全の黄色い帽子と聞いて
「なるほど」と感心しました。
今でこそ車屋さんに行っても、
そこまで近寄りがたいと感じません。
しかし、昔は暴走族の人が来るような場所だったそうです。
「このお店に来たら暴走族なんかできない」という気持ちにさせたかったとのことです。
・上を向いて掃除をする人はいない
「どこを向いて掃除してるか」なんて
考えたことがありませんでした。
天井を掃除する時は例外として
掃除する時は
床など下を向いてすることが多いです。
掃除をして傲慢になる人はいないとのことでした。
下を向いて掃除をするので、自然と謙虚な気持ちになれるとのことでした。
この記述を読んでも、「確かに下を向いて掃除をしている」と気づかされました。
・掃除でもたらされる気持ち
最初に就職した自動車用品の会社で、
掃除をしたら周りにバカにされたと著者。
イエローハットの前身ローヤルを創業した時も
社長自らが掃除をしました。
営業がうまくいかない社員たちが
せめて社内にいる時だけでも
穏やかな気持ちでいてほしいと願ってのことでした。
掃除をしたからと言って
すぐに儲かるわけではないけど、
穏やかな気持ちになれるのは実感してます。
・掃除と選挙
元横浜市長で参議院議員をやってる中田宏氏について触れられていました。
2005年出版なので、横浜市長選の話でした。
2002年と2006年に当選しています。
当時、事務所周辺3kmの道路を
掃除していたとのことです。
「選挙結果にも影響が出るものか」と驚きました。
今では常識でしょうか。
事務所の周りが掃除されてキレイな状態だと
有権者への印象も変わるのでしょうか。
殺伐とした雰囲気の候補者よりも、
穏やかな候補者の方が印象いいですよね。
・感想
私が所属しているコミュニティで、
トイレ掃除について取り上げてた人がいました。
その書き込みに対して、別の方が鍵山秀三郎さんのことを取り上げていました。
それから興味を持ち、図書館へ。
本があったので読んでみました。
「ここまで掃除を徹底しているのがすごい」と感心しました。
社長という立場でありながら、
その謙虚さに驚かされるばかりです。
いや、謙虚だからこそ、ここまで会社が大きくなったのかもしれません。
彼の徹底的な掃除にはかないませんが、
朝起きたらトイレの掃除と、床をクイックルワイパーをかけてます。
それでも少しだけ綺麗になったような気がします。
継続する力を見習いたいです。
以上、ちえでした。
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